瀋陽軍区

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瀋陽軍区（しんようぐんく、ピンイン：Shěnyáng Jūnqū, シェンヤン・チュンチュイ）は中国人民解放軍の七大軍区のひとつ。中ロ国境及び中朝国境など中国の東北の守りを固める。4個集団軍、遼寧省軍区1旅団、2個武装警察師団を管轄する。

朝鮮を開放する志願軍が撤退した後、1961年７月11日に終結された中朝友好協力相互援助条約の第２条に秘密協定が附帯されており、朝鮮半島向けに３０万人の増援をこの地に配置しておかなくてはならない。中朝国境では武装警察が警備していたが北朝鮮情勢によって軍が直接管理するようになったといわれる。

軍閥は第２野戦軍・第３野戦軍・第４野戦軍が勢力を保持している。

対日本の中心的なカウンターパートでもあり、日々の演習では自衛隊、韓国軍、在日米軍・在韓米軍を仮想敵としており、これらの諸国に対する通信傍受活動の中心でもある。それに資するため、比較的最新鋭の装備が配備され、精鋭部隊であるとされる。

目次 1 管轄区域 2 軍区司令部 3 配属部隊 4 遼寧軍区空軍 5 外部リンク

[編集] 管轄区域

東北三省の遼寧省、吉林省、黒竜江省

1.遼寧省 2.吉林省 3.黒竜江省

[編集] 軍区司令部

• 司令部所在地：遼寧省瀋陽
• 軍区司令員：銭国梁中将
• 軍区政治委員： 姜福堂中将

[編集] 配属部隊

• 第16集団軍：（司令部、吉林省長春）3個師団2個旅団編成
  • 第46自動化歩兵師団（吉林省長春）
  • 第48自動化歩兵師団（吉林省通化）
  • 装甲旅団（吉林省梅河口）
  • 第21砲兵師団（延辺朝鮮族自治州延吉）
  • 戦車反撃旅団（延吉）

• 第23集団軍：（司令部、黒竜江省ハルビン）4個旅団1個師団編成
  • 第67自動化歩兵旅団（黒竜江省牡丹江）
  • 第68自動化歩兵旅団（黒竜江省チチハル）
  • 第69自動化歩兵師団（ハルビン）
  • 装甲旅団（黒竜江省大慶）
  • 防空旅団（ハルビン）

• 第39集団軍：（司令部、遼寧省遼陽）4個師団3個旅団3個連隊編成
  • 第115機械化師団（遼寧省盖州）
  • 第116機械化師団（遼寧省大石橋）
  • 第190機械化師団（遼寧省本溪） （もと第64軍）
  • 第3装甲師団（吉林省四平）
  • 防空旅団
  • 砲兵旅団
  • 工兵旅団
  • 陸軍航空隊第9連隊
  • 化学防護連隊
  • 通信連隊
  • 電子対抗分団
  • 特殊兵大隊

• 第40集団軍・予備（司令部、遼寧省錦州）2個師団2個旅団編成
  • 第118自動化歩兵旅団（？）
  • 第119自動化歩兵旅団（内モンゴル自治区赤峰）
  • 第7砲兵旅団（遼寧省錦州）
  • 第5装甲旅団（遼寧省阜興）

• 第46集団軍･予備

• 第64集団軍･予備

• 遼寧省軍区第191旅団

• 武装警察第117師団（遼寧省[舟の下に皿]錦） （もと第39軍第117師団）

• 武装警察第120師団（遼寧省興城） （もと第40軍第120師団）

[編集] 遼寧軍区空軍

• 第 1航空師団（戦闘機師団）遼寧・鞍山基地
• 第 4航空師団（戦闘機師団）遼寧・大連基地
• 第11航空師団（攻撃師団）　吉林・四平基地
• 第21航空師団（戦闘機師団）黒竜江・牡丹江ハイラン基地
• 第22航空師団（攻撃師団）　黒竜江・牡丹江ドンジン基地
• 第30航空師団（戦闘機師団）遼寧・丹東基地
• 第39航空師団（戦闘機師団）？

[編集] 外部リンク

• 瀋陽軍区編成