渡部一郎

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渡部 一郎（わたなべ いちろう、1931年9月24日 - ）は、日本の政治家。

満州・大連出身。東京大学工学部応用化学科に学び、在学中に東京大学法華経研究会（創価学会の学生組織の走りといわれる）を結成した。1956年に卒業後に聖教新聞社へ入社し、1964年に公明党へ移籍し公明新聞編集長。

1967年2月の衆院選で旧兵庫1区より公明党公認で初出馬、当選し以後1993年まで通算9期務めた。この間、1969年に浅井美幸国対委員長に代わって国対委員長に就任するも、公明党の支持母体・創価学会の政教分離問題で他党に『薄ら馬鹿ども』と暴言を吐き国対委員長を解任された。1980年に副書記長、1986年に二宮文造副委員長の政界引退に伴い鈴木一弘副書記長と共に副委員長に就任するが、12月に矢野絢也委員長が就任すると解任される。

妻の渡部通子も衆議院議員・参議院議員を務めたが、議員在籍中に池田大作の愛人で渡部にとっては「拝領妻」という報道が『月刊ペン』によって報じられ、裁判となった。