河埜和正
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河埜 和正(こうの かずまさ、 1951年11月7日 - )は読売ジャイアンツに所属したプロ野球選手である。
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[編集] 来歴・人物
弟は南海ホークスに所属した河埜敬幸。1969年に八幡浜工高からドラフト5位で巨人に指名され、入団した。現役時代は遊撃手として活躍し、1974年にはダイヤモンドグラブ賞を受賞、1977年にはベストナインに選ばれた。1986年に現役を引退した後はスカウト、コーチを歴任した。
兄弟揃って1000本以上の安打を記録している。(同例は他にレロン・レオンのリー兄弟のみ)
[編集] エピソード
1985年4月16日の対阪神戦(甲子園)の4回裏の守備で、佐野の放った何でもないショートフライをグラブに当てて落球。これがきっかけになって阪神はこのイニングに7点をあげて逆転勝利、翌日のバックスクリーン3連発と合わせてチームが勢いづき、21年ぶりの優勝につながることとなった。
河埜はその後も、従来からは考えられないような凡ミスを出し、ついにはシーズン中に二軍落ちまで経験している。
[編集] 略歴
[編集] 通算成績
- 1430試合 1051安打 115本塁打 416打点 153盗塁 打率.251
[編集] タイトル・表彰
- ダイヤモンドグラブ賞(1974年)
- ベストナイン(1977年)
[編集] 背番号
- 61(1970年~1973年)
- 29(1974年~1978年)
- 5(1979年~1986年)
- 101(1990年~1991年)
- 96(1992年~1995年)
- 79(1996年~2000年)
- 80(2004年~2005年)
[編集] 関連項目
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