武田徹
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武田徹(たけだ とおる、1958年-)は、評論家、ジャーナリスト。東京都出身。東京都立富士高等学校、国際基督教大学人文科学科卒。同大学院比較文化研究科博士課程修了。
大学院在学中より『週刊文春』、『諸君!』等に評論・書評などを執筆し、本格的に文筆活動を開始する。満州国・ハンセン病・核技術・インターネットなど幅広い分野での著作があり、2000年には『流行人類学クロニクル』でサントリー学芸賞社会風俗部門を受賞している。またジャーナリズムのあり方についての著作・発言も多く、2003年からは東京大学先端科学技術研究センター特任教授としてジャーナリスト養成コースを担当している。
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[編集] 著作
[編集] 主著
- 『948歩目のトレンドウォーク』(主婦の友社 1989年)
- 『イッツ・オンリー・ロックンロール・ジャーナリズム』(ビクターブックス 1989年)
- 『紛い物考』(CBSソニー出版 1989年)
- 『流行記』(日本経済新聞社 1990年)
- 『流行とは何か』(PHP研究所 1991年)
- 『世紀末風俗研究』(PHP研究所 1992年)
- 『ジャーナリストはどう日常を切り取ればいいのか』(勁草書房 1993年)
- 『知の探偵術』(パルコ出版 1994年)
- 『メイド・イン・ジャパン・ヒストリー』(徳間書店 1995年)
- 『メディアとしてのワープロ』(ジャストシステム 1995年)
- 『偽満州国論』(河出書房新社 1995年)
- 『隔離という病い』(講談社 1997年)
- 『蘇るウィリアム・モリス』(徳間書店 1997年)
- 『流行人類学クロニクル』(日経BP社 1999年)
- 『デジタル社会論』(共同通信社 1999年)
- 『IT革命原論』(共同通信社 2000年)
- 『I若者はなぜ繋がりたがるのか』(PHP研究所 2002年)
- 『核論』(勁草書房 2002年)
- 『戦争報道』(筑摩書房 2003年)
- 『調べる・伝える・魅せる』(中央公論新社 2004年)
- 『ニッポンの素 ルポ日本の素材産業』(新宿書房 2004年)
- 『NHK問題』(筑摩書房[ちくま新書], 2006年)
[編集] 共著
- 『現すメディア、隠すメディア』(ポーラ文化研究所 1993年)
- 『20世紀の千人』全10巻(朝日新聞社 1995年)
- 『「日米会話手帳」はなぜ売れたか』 (文庫オリジナル書き下ろし) 朝日文庫 朝日新聞社 1995年 ISBN 4-02-261110-3
- 『満州国の記録』(集英社 1995年)
- 『世界商品の作り方』(パルコ出版 1995年)
- 『デジタル・ジェネレーション』(パルコ出版 1996年)
- 『テロとグローバル資本主義の明日』(日経BP社 2001年)
- 『ハンセン病』(岩波書店 2001年)
- 『文筆生活の現場』(中公新書ラクレ 2004年)
[編集] 外部リンク
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