森隆行
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森隆行(もり たかゆき、1976年10月9日-)は日本の男子プロレスラー。DRAGON GATE所属。愛媛県松山市出身。身長171cm、体重70kg。アンソニー・W・森のリングネームでも活動している。通称は「アンソニー」「王子」「アン様」。
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[編集] 経歴
闘龍門5期生としてメキシコに渡り、2000年にデビュー。T2Pに編入され、リングネームを森Ken太郎、次いでアンソニー・W・森と改名し王子キャラを確立。フィリップ・J・福政、ヘンリーⅢ世・菅原と共にロイヤルブラザーズを結成。以降はギミック上イギリスロンドン出身とされている。
T2P解散後は闘龍門JAPANに合流。福政の引退と菅原の悪冠一色入りによりロイヤルブラザーズを解散、イタリアンコネクションに加入し、初代オープン・ザ・トライアングルゲート王者になる。イタコネ解散後はマグナムTOKYOプロデュースによるユニットPos.HEARTSのリーダーとなる。
関節技や切り返し技を中心とした華麗なファイトスタイルが持ち味。ドラゴン・キッドと同様に人に裏切られやすく、斎藤了や菅原など、しばしばリング上で愛憎劇が繰り広げられる。
2005年12月23日、KING OF GATEトーナメント1回戦でマグニチュード岸和田と対戦。DRAGON GATE移籍後はシングルで無敗を誇り、オープン・ザ・ドリームゲート王座(シングルベルト)も所持する岸和田相手に絶対的不利が予想されたが、エレガント・マジックで逆転勝利を収めるという大番狂わせを引き起こす。
これで自信をつけたのか、2006年に入るとドン・フジイに4連勝、1月27日に再び岸和田を三角絞めでレフェリーストップにより勝利。岸和田の肩を破壊し病院送りに。いつしか「ブラッドキラー」と呼ばれるようになる。この実績が認められて2月11日に岸和田のシングル王座に挑戦したが、20分を超える熱戦の末に惜しくも敗れた。
その後、戸澤塾からまさかの勧誘を受け、戸澤塾のトレードマークである専用の学ランも発注。同年6月に正式に入校。特待生扱いなので、白い学ランを着用している。Pos.HEARTSとは使い分けて活動する事となった(体裁としてはPos.HEARTSという学校に通いながら戸澤塾に通うということになっている)。 ちなみにアンソニー・W・森のWはWhiteである。
[編集] リングネーム
森が用いたリングネームの変遷。
- 森Ken太郎
- アンソニー・W・森(Pos.HEARTS)
- 森隆行(戸澤塾)
[編集] タイトル歴
- OPEN THE TRIANGLE GATE選手権(初代)
[編集] 得意技
- エレガント・マジック
- アンソニーの華麗な各種丸め込み技の総称。
- エスカルゴ
- T2P時代に使用していた変形のボストンクラブ。相手の左足を腕で、右足を足でクラッチする。
- フラワー・ブリッジ
- 変形の弓矢固め。
- ガーデニア
- ダイビング・ローズ
- 鉄柱越えのプランチャ。
- エレガントーン
セントーンアトミコと同形。フィニッシュ技だったが決まることが少なく、また、フィニッシュにならない場合が多い。
- 三角絞め
- 一度喰らいついたら離さないキラーモードの時に使用する。マグニチュード岸和田戦ではパワーボムで切り替えされてもしつこく極めていったために岸和田の肩を破壊し、欠場に追い込んでしまった。
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