東京学芸大学附属竹早中学校
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東京学芸大学附属竹早中学校(とうきょうがくげいだいがくふぞくたけはやちゅうがっこう)は、東京学芸大学の附属中学校のひとつ。
国立大学の法人化により、学校名を東京学芸大学教育学部附属竹早中学校から変更した。東京学芸大学の附属学校として、教員の育成を行うため、教育実地研究(教育実習)の指導に当たる使命をもっている。所在地は東京都文京区小石川。東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅徒歩12分。その他、後楽園駅、春日駅からの便もよく、また、本校の前にバス停があることから、バスで登校する生徒も少なくない。 中学校の領域には、竹早小学校、竹早幼稚園もあるが、隣にある竹早高校は学芸大学附属ではなく都立高校で無関係である。 昭和22年に東京第一師範学校女子部附属中学校として創設され、長い歴史と伝統を持つ。 東京学芸大学附属高等学校には約170中約60~70人の生徒が進学できるが、レベルは高い。 兄弟校として、附属世田谷・附属大泉・附属小金井の3校がある。
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[編集] 行事
この学校の主な行事は文化研究発表会(文化祭)、運動会、校外学習である。前述の法人化に伴い国からの支給金も大幅に削減された。そのため私立中学に比べると行事数は格段に少ない。
- 文化研究発表会
2006年は11月10日、11日に行なわれた。生徒の間では「文研」と呼ばれる。学校に文研委員会がある。昔は1日だけだったが、生徒達の希望で生徒会が交渉し学校側で話し合われた。しかし、学校側はこの程度の内容だったら1日で十分という判断を下した。次の年に生徒達は2日間行なうため、内容の濃いものを展開する。そして、学校側もこれなら2日間も行なえると判断を下し現在の形となった。
また、2日目には合唱コンクールも行なわれる。各クラスで選曲し練習する。約1ヶ月の練習で仕上げ、発表する。各学年で1位のクラスを、教員とクラスごと男女1名づつの代表者が話し合い決定する。
- 運動会
2004・2005年度は春に、今年は秋に行われた。A、B、C、Dの縦割りで対抗する。色は赤、青、黄、緑を運動会準備委員会が決める。この運動会準備委員会は「運準」とも呼ばれる。 また生徒にも色々な担当がある。用具、警備、応援、保健、収集係などだ。 応援係は朝、昼休みや放課後に各自で練習し、運動会当日に発表する。応援係は2、3年生にはたいへん人気がある係だ。
- 校外学習
毎年5月に各学年バスや新幹線で校外学習へ行く。1年は西湖へ、2年は福島へ、3年は京都へ行く。
[編集] クラブ活動
この学校は毎週月曜日、木曜日、金曜日に部活動を行なう。 運動系の部は学芸大附属の他3校で争う四附属戦という物がある。
[編集] 運動系
[編集] 文化系
- 人間倶楽部
- 器楽アンサンブル部(通称器アンサン)
- 吹奏楽部(部員の間では吹部)
- 合唱部
- ケーキクッキング部
- 美術部
- 囲碁将棋部
- アマチュア無線部
- オム二サイエンス部(化学部)
- 華道茶道部
- mathmath研究会(平成18年度新しく作られた)
[編集] 委員会
- 総務委員会
- 計理委員会
- 保健委員会
- 図書委員会
- 放送委員会
- 美化委員会
- 広報委員会
[編集] 施設
- 視聴覚室
- 武道館