東シナ海
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東シナ海(ひがしシナかい、東中国海)は、対馬海峡を挟んで日本海に接し、日本に於いては九州の西方及び沖縄県の琉球列島の北及び北西側、朝鮮半島および黄海の南方、中国大陸の東方、台湾島の北方にある海域を指す。英語表記はEast China Sea。
日本語における東シナ海という語は差別的であるとされる場合がある。この語が差別的であると主張する人々は、東中国海とする。。
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[編集] 表記
[編集] 日本において
第二次世界大戦までは東支那海と表記した。また戦後の一時期は東中国海と表記されていた時期もある。 2004年現在、日本の外務省の公式文書等では東シナ海と表記され、日本国内では一般化している。
[編集] その他の国・地域において
- 中華人民共和国、中華民国 - 東海(トンハイ)と表記する。 ただし、この内部でしか通用しない表現は中国語でしか用いておらず、英語ではEast China Seaと表記している。
- 大韓民国 - 東シナ海のうち、朝鮮半島および済州島の南方の海域は「南海(남해、ナムへ)」と呼ぶ。東シナ海全体については「東中国海(동중국해、トンチュングクヘ)」とも呼ぶ。