Template:最近の出来事 2006年2月18日

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（国際）韓国の有力新聞・朝鮮日報が17日、最近中国へ脱出した北朝鮮の収容所から釈放された人の証言として伝えたところによると、北朝鮮から韓国へスポーツ大会などへ応援に派遣されたいわゆる「美女軍団」の一部、少なくとも21名の団員が昨年11月に北朝鮮の収容所に収監されたという。理由は韓国で見聞きしたことを一切外部へ漏らさない約束の誓約書を書いたにも関わらず、それを破ったことにより収監されたものである。
（地方自治）札幌市長・上田文雄は17日までに、2016年以降に開催される夏季五輪の札幌での開催を見送る方針を固めた。21日に開かれる定例市議会本会議の冒頭で最終方針として正式に表明する。理由として巨額な財政負担を伴うことと、昨年末に実施した市民1万人アンケートの結果で僅かながらも誘致反対が賛成を上回ったことにより、見送りが妥当であると判断したもの。
（交通）（事故）16日午後6時20分頃、神奈川県相模原市にある小田急小田原線小田急相模原駅にて、男性がプラットホームから転落後、駅構内を走行していた小田急ロマンスカーという名称で知られているはこね43号と衝突、その衝撃で先頭車のフロントガラスが大破し、乗客9名が軽症を負い、転落した男性は死亡するという事故が発生した。それを受けて小田急電鉄は翌日17日より、同社が所有する特急形車両の前方側展望席の使用と発売を全面的に中止した。前方側展望席の使用中止期間は、今回の事故に対しての対策を実施するまでの当分の間と同社では発表している。
（国際）（労働）7日、フランス全土で青年雇用対策「初採用契約」(CPE)の撤回を要求して、仏全国学生連合(UNEF)、全国高校生連合(UNL)、労働総同盟(CGT)をはじめとする主要八単産が共同で呼び掛け、40万人にのぼる人たちのデモが行われ、パリでも45,000人が参加した。「初採用契約」は、26歳以下の若者の採用を企業に促すために「見習い期間」を2年間とし、その間の解雇は自由とするもので、7日に国民議会（下院）で法案審議が行われた。労組や学生側は、「不安定雇用を制度化するもの」「青年の未来を不安定労働に閉じこめるもの」「低賃金で、正当な理由なしに解雇する制度は異常」「若者を使い捨てにするもの」と反発し、確実な雇用を生み出す経済政策こそが必要だとしている。デモの翌々日、ドビルパン首相は、CPEを強硬に制定させる方針を発表した。これに対し3月7日には新たな全国デモが行われる。
（災害）18日16時21分頃、岐阜県美濃中西部を震源とする地震が発生した。マグニチュードは4.3、震源の深さは約10km。最大は震度4で同県揖斐川町で記録した。16日23時10分頃にも同震源地で震度4の地震が発生している。
（社会）18日15時27分頃、宇宙航空研究開発機構は、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターにて運輸多目的衛星のMTSAT2を搭載したH-IIAロケット9号機を打ち上げた。打ち上げは無事に成功し、衛星は約28分頃にロケットと分離して、24日未明に静止軌道に入る予定。宇宙航空研究開発機構は先月1月24日にもH-IIAロケット8号機の打ち上げを成功しており、2ヶ月続けての大型ロケットの打ち上げに成功したのは日本国内の宇宙開発史上初めてである。

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