Template:最近の出来事 2005年12月22日

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[編集] 2005年12月22日追加

• （気象）寒波のため太平洋側や九州地方でも大雪となった。気象庁によると、22日、青森市で198cm、新潟県津南町で196cm、岐阜県白川村で219cm、福井県大野市で193cmの積雪となった。23日も北日本や日本海側で大雪が続き、停電、新幹線新幹線に遅れや空の便に欠航が相次いだ。23日も、岐阜県郡上市で観測史上最高の211ｃｍの積雪を記録。12月としての最高積雪記録を更新したのは、岐阜県白川村が237cm、福井県大野市が229ｃｍ、福島県只見町が221cmを記録した。また、秋田市では22日深夜で48cm、23日午前0時には56cmとなり、12月としては観測事情88年ぶりの記録的大雪となった。一方、富山県では雪下ろしをしていて屋根から転落したり、除雪中に転倒して重軽傷を負った人が3人も出た。富山市や高岡市では23日12月の記録を更新した。富山市では、50cmを越える積雪は1985年以来20年ぶり。高岡市では74cm、魚津市では73cmと積もった。気象庁によると、24日午後8時までに、全国71カ所で12月の積雪記録を更新した。23日午後6時35分頃、岐阜県山県市谷合の築40年の体育館（旧美山北中学体育館）の鉄板製屋根全体が、22日から降り続いた雪の重みで崩落した。
• （事故）22日午前8時50分ごろから1時間ほどの間、近畿地方で70万戸が停電した。大雪と強風のため送電線に積もった雪が落ちた反動で送電線が大きく揺れ、接触してショート状態となり、異常な放電が発生、変電所の遮断装置が作動し、関西電力の大飯原発（福井県）でも安全装置が作動し、原子炉が自動停止した。そのため大阪、京都、奈良、滋賀の四府県で1時間にわたって停電した。また、新潟県でも大規模な停電があった。同県下越地方を中心に大規模な停電があり、完全復旧までに31時間もかかり、上越新幹線が301本運休し、16万人の足に影響し、その他の交通機関も麻痺し、学校休校、病院の外来の受付中、電化の暖房器具が使えなくなるなど、生活を直撃した。送電線が雪の落下で跳ね上がり大きく振動して送電線どうしが接触しショート状態になる現象や、塩分を含んだ雪が送電線の碍子に付着して凍り付き電気が通りやすくなるなど高電圧を絶縁できなくなるトラブルが発生した。このようなトラブルは、今回が初めてではなく、2003年12月にも起こっているにもかかわらず、対策が遅れていたことが、関西地方や新潟県の大規模停電に繋がった可能性が大である。
• （人口）厚生労働大臣・川崎二郎は、省内の記者会見で2005年の日本人の自然増加数が、前年より約1万人減少するとの推計値を発表。厚生労働省の人口動態統計の年間推計で明らかになった[1]。1899年の統計開始以来初の減少になる。→少子化
• （教育）アメリカ時間20日、アメリカ連邦裁判所ペンシルベニア州地裁は公立学校の生物の授業でインテリジェントデザイン（知的設計論）を教えることはアメリカ合衆国憲法に違反するとの判決を下した。