文明の衝突
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『文明の衝突』(ぶんめいのしょうとつ、Clash of Civilizations)は、アメリカ合衆国の政治学者サミュエル・ハンチントンの主著。
冷戦が終わった現代世界において、文明と文明との衝突が対立の主要な軸であると述べる。 とくに文明と文明が接する断層線で紛争が起こると指摘。
[編集] 7つもしくは8つの主要な文明
ハンチントンは、現在7つもしくは8つ、主要な文明が存在すると主張している。
- 中華文明(儒教文明)
- 日本文明
- ヒンドゥー文明
- イスラム文明
- ロシア正教会文明
- 西欧文明
- ラテンアメリカ文明
- アフリカ文明 - 存在すると考えた場合
- エチオピアやハイチはどの主要な文明にも属さない(どの他国とも文明を共有しない)孤立国であるとしている。(ちなみに日本は日本文明に属す孤立国であるとされている。)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- The Clash of Civilizations 原著(英文)