対戦車ロケット弾
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対戦車ロケット弾(たいせんしゃろけっとだん)とは、対戦車兵器のうち弾体の射出時点から飛翔にかけての推進力としてロケットを用いた物である。
モンロー/ノイマン効果を用いたものがほとんどであり、第二次世界大戦では、アメリカはバズーカ、ドイツではパンツァーシュレッケなどがある。
なお、ソビエトのRPG-7は無反動砲と同じ原理で射出され、飛翔時にロケットで加速するため、厳密には対戦車ロケット弾に分類されない。
ひとくくりに対戦車ロケット弾として分類されがちなドイツのパンツァーファウストや、イギリスのPIATは対戦車擲弾に分類される。