大阪高速鉄道2000系電車
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大阪高速鉄道2000系電車 | |||
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起動加速度 | 3.0km | ||
営業最高速度 | 75km/h(ATC信号速度) | ||
編成定員 | 410人 | ||
全長/全幅/全高 | 60200mm/2980mm/5200mm | ||
編成重量 | 104.5t | ||
電気方式 | 直流1500V鋼体複線式 | ||
制御装置 | VVVF方式 | ||
素子 | IGBT | ||
ブレーキ方式 | 回生ブレーキ併用全電気指令式電磁直通空気ブレーキ |
大阪高速鉄道2000系電車(おおさかこうそくてつどう2000けいでんしゃ)は、大阪高速鉄道(大阪モノレール)に在籍する新型車両である。そのため、1000系と相違点が発生しているが、同系でも製造年による相違点も発生している。2006年5月31日現在3編成が走っているが、彩都線延伸でさらに製造される可能性がある。
目次 |
[編集] 概要
- 主電動機はかご形三相誘導電動機を採用。(駆動方式については1000系と同じ)
- 車体は1000系に引き続いてアルミ製。
- 1000系と同じく4両固定編成だが、6両編成にも対応している。
- 車両番号は2111~2611、2112~2612、2113~2613(300と400は欠番、以下11編成・12編成・13編成)が振り当てられている。
[編集] 2000系共通の内外装
- 外装については1000系21~25編成と同じくアルミ無塗装にマリンブルー、アザレアパープル、ホワイトのラインを採用し、ロゴマークは貫通ドアの右側に描かれている。また、側面には方向幕が設置されている。座席については1000系の01~06編成と同じくオールロングシートを採用しているが、シートカラーがピンク系のバケットシートとなっている。また、LEDによる案内表示機が設置されている。非常通報装置は車椅子スペースに移動している。車椅子スペースの位置は1000系21~25、31、32編成と同じである。
[編集] 2000系同士の相違点
- 相違点の一つは連結部分のドアにある。11編成は1000系と同じく先頭車両と中間車両の間にはドアが無く、中間車両同士にはドアがある。しかし、12・13編成には全ての連結部分にドアが設置されている。もう一つは、ロングシート末端にある手すりである。11編成は1000系21~25編成の先頭車両と同じ形をしている。12・13編成は01~06編成のように荷物棚まで届いているが、湾曲した形になっている。
[編集] ドアチャイム
- 1000系のドアチャイムと2000系の11編成はブザー音を採用していたが、同じく12・13編成では阪急9300系と全く同じ音が鳴る。また、開閉予告灯を設置したり、ドアが開いているときにも定期的に音が鳴るようになっている。これらは、交通バリアフリー法に基づき設置したものである。
[編集] 製造時期とメーカー
[編集] 参考リンク
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