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坂田雷(さかたのいかづち、生年不明 - 天武天皇5年9月)は、日本の飛鳥時代の人物である。旧仮名遣いでの読みは同じ。姓(カバネ)は公。672年の壬申の乱で大海人皇子(天武天皇)側についた。贈大紫。
『日本書紀』が壬申の乱について述べるくだりに坂田雷の名は現れない。天武天皇5年(676年)9月是月条に坂田公雷が死に、壬申の年の功によって大紫の位を贈られたことが記される。どのような功績があったかは不明だが、大紫は壬申の功臣の中でも高位ではある。