北海道拓殖バス
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北海道拓殖バス(ほっかいどうたくしょく - )は、北海道十勝支庁を中心に運営するバス会社。本社所在地は河東郡音更町然別北5線西37。
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[編集] 概要
- 北海道拓殖鉄道として新得~瓜幕~上士幌にて鉄道事業を行っていた。上士幌より足寄まで延長の上、国鉄白糠線が北進より足寄まで延長された際には全線を国鉄に売却する計画があったが、白糠線共々延長開業を断念。貨物廃止や部分廃止を経て1968年に全線廃止。社名変更を経て現在はバス専業となっている。
- そのバス事業は戦前、傍系会社の北海道拓殖自動車が運営していたが、1944年5月、帯広乗合自動車に統合される。しかし1952年同社が分割され、北海道拓殖鉄道が一部路線を譲受して営業再開。現在は帯広市内、近郊を中心に路線バスを運行している他、空港連絡バス、都市間バスも運行する。
[編集] 営業所・案内所
[編集] 主要路線
- ポテトライナー
- (芽室経由) 十勝川温泉 - 帯広 - 芽室 - 清水 - 大谷地 - 札幌
- (音更経由) 帯広 - 木野 - 音更 - 大谷地 - 札幌
- 北海道中央バス、北都交通、ジェイ・アール北海道バス、十勝バス共同運行
- ノースライナー
- 帯広 - 芽室 - 清水 - 新得 - 幾寅 - 富良野 - 上富良野 - 美瑛 - 旭川
- 道北バス、十勝バス共同運行。
- 帯広 - 芽室 - 清水 - 新得 - 幾寅 - 富良野 - 上富良野 - 美瑛 - 旭川
- ノースライナーみくに号
- 帯広 - 音更 - 上士幌 - 糠平 - 十勝三股 - 層雲峡 - 上川 - 旭川
- 道北バス、十勝バス共同運行。
- 糠平~十勝三股間は、国鉄士幌線廃止代替バスとしての扱いも兼ねている。
- 帯広 - 音更 - 上士幌 - 糠平 - 十勝三股 - 層雲峡 - 上川 - 旭川
- エアポートシャトル
- 帯広市内ホテル - とかち帯広空港
- 上士幌線(国鉄士幌線廃止代替バス)
- 帯広駅バスターミナル - 音更 - 士幌 - 上士幌
- 鹿追然別湖線
- 帯広駅バスターミナル - 音更 - 鹿追営業所 - 瓜幕 - 然別湖
- 鹿追新得線
- 帯広駅バスターミナル - 音更 - 鹿追営業所 - 新得駅前 - 南新得
[編集] その他
- 北海道旅客鉄道自動車事業部(現ジェイ・アール北海道バス)帯広営業所廃止の際に一部路線を引き継いで運行している。
- 子会社のたくしょく交通に一部路線を譲渡したが、2005年2月より再度北海道拓殖バスの運行に戻っている。
- 2005年9月で上士幌~足寄間、足寄案内所が廃止となった。