北九州博覧祭2001

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北九州博覧祭2001（きたきゅうしゅうはくらんさい2001）は、福岡県北九州市八幡東区のスペースワールド駅前で2001年 7月4日から11月4日までの124日間開催された、政令市初の地方博覧会。

[編集] 概要

テーマは「響きあう　人・まち・技術」。官営八幡製鉄所から続く「モノづくり」の歴史と、環境先進都市としてのゼロエミッションの姿勢を掲げていた。

企業パビリオンはTOTO、JR九州、新日本製鐵といった北九州に縁がある企業が出展した。また、パビリオンはアジアの国々が参加した。

公式ポスターのイラストは、北九州出身の松本零士が描いた。

インド映画のスーパースターミーナがダンスイベント「マハラジャファンタジー」に出演した事や北九州博覧祭2001関連イベントとして北九州市門司区でGLAYの野外ライブ（GLOBAL COMUNICATION）が開催され、博覧会会場内に「GLAY館」を開設した事も話題となった。（GLAYの野外ライブの開催地候補としては、山口きらら博と北九州博覧祭2001が密かに火花を散らしていたといわれ、北九州博覧祭2001とGLAYの野外ライブとのコンセプトが一致した為、北九州博覧祭2001のイベントの一貫として開催する事になった経緯があるといわれている）

最優秀パビリオンに贈られるジャパンエキスポ大賞（日本イベント産業振興協会主催）には市民によるパビリオン「ムーブ未来館」が受賞している。

[編集] 博覧会の成果

高速道路のアクセス網の良さ、駅前、さらにスペースワールドの隣という好立地にもかかわらず、猛暑などの天候により入場者数は低迷。215万8465人（GLAYの野外ライブ（GLOBAL COMUNICATION）の観客動員数の約8万人は含まず）となり、同年山口県で開催された山口きらら博より少ないという結果となった。ただし、9月・10月の観客数の伸びもあって、当初目標とした観客動員数200万人は達成している。

北九州交流館が入ったセンタープラザは現在、北九州市立自然史・歴史博物館となっている。また会場となった八幡東田地区にはスポーツ用品店などが建っており、博覧祭閉幕後の跡地問題において、博覧祭は一定の成果を上げていると言えよう。