スペースワールド
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種類 | 株式会社(非上場) |
本社所在地 | 福岡県北九州市八幡東区東田四丁目1番1号 |
電話番号 | 093-672-3600 |
設立 | 1988年7月11日 |
業種 | サービス業 |
事業内容 | テーマパークの経営等 |
代表者 | 代表取締役社長 加森 公継 |
資本金 | 1,000万円 |
主要株主 | 加森観光株式会社(100%) |
外部リンク | http://www.spaceworld.co.jp/ |
「スペースワールド(SPACE WORLD)」とは、福岡県北九州市八幡東区にある宇宙がテーマのテーマパークである。 「ザターン」、「タイタン」、「ヴィーナス」などの絶叫コースターから、「宇宙博物館」「月の石展示場(元スペースキャンプ)」など大人から子供まで一日中楽しめるパークになっている。 レギュラーショーの「ミスティプトII」や「リズミック」などお子様に嬉しいキャラクターショーも開催されている。 また、パークの愛称として「スペワー」と略して言う人もいる。
目次 |
[編集] 歴史
- 1990年4月22日:新日本製鐵八幡製鉄所を縮小した際に跡地の一部に開業した。開業時からスペースシャトル「ディスカバリー号」の実物大モデルがある。当時の最寄り駅はJR枝光駅だった。
- 1992年:映像に合わせて座席が激しく揺れる人気アトラクション「スターシェイカー」がオープンした。映像はルーカスフィルムが製作した「スペースレース」。その後、別の映像に差し替えるなどして人気を保ち続けている。
- 1993年:初のウォーターアトラクション「惑星アクア」が登場。ドイツのチームが製作したことともあって、コース全長は500mと日本最大級の長さ。今もなお、人気を博している。
- 1994年:「流星ライナータイタン」というジェットコースターが作られ、当時、世界最大の傾斜角度とスピードであることで話題になった。
- 1995年:子供向けの「クリッパー」というコースターが登場。
- 1995年:開園から5年目を迎えた。
- 1996年:コースターの神様、アントン・シュワルツコフにより、コースの美しさが魅力の「スパイラル彗星ヴィーナス」というジェットコースターが登場。
- 1996年:開園以来人気を博してきた「スペースコースター」が後ろの2両の進行方向を逆向きにして繋ぎ変え、「ブギウギスペースコースター」として再デビュー。
- 1998年:フリーフォール型アトラクションとして登場した「アトラスタワー」が重軽傷者を発生させた事故を理由に半年で営業停止。
- 1999年:JR鹿児島本線にスペースワールド駅が新設され、現在の最寄駅となった。
- 1999年:スペースワールド駅と同時に、総工費50億円をかけて、新アトラクション「トレジャースター(ツイン・マーキュリー)」が公開。スリル万点の「アドベンチャークルーズ」と、子供向けの「ファンタジークルーズ」という2つのウォーターアトラクションが登場。
- 2000年:開園から10年目を迎えた。
- 2001年4月28日:4Dシアターアトラクション「BIOHAZARD 4D-EXECUTER」が登場。見終わるまで生きた心地に戻れない。
- 2004年:キッズのためのアミューズメントエリア「キッズクエスト」が登場。4つのテーマゾーンに分かれており、子供の冒険心をくすぐる施設がある。
- 2005年:開園15周年。新レビューショー「ラッキーのスペースパーティ」がスタートし、グリーティングパレード「リズミック」が15周年バージョンとして再登場した。
- 2005年:ホラーアトラクション「エイリアンパニック」が更なる進化を遂げ、「エイリアンパニック・エボリューション」として再登場。
- 2005年7月21日:ワールドミステリアスシアター「ハレム」が開催。
- 2006年3月18日:新レビューショー「ミスティプトII」がスタート。
- 2006年3月25日:キャラクターアミューズメントエリア「ラッキータウン」が公開され、キャロットハウスなどキャラクターにちなんだ施設も公開された。
- 2006年4月1日:入場のシステムが変更。入場券とアトラクションチケットを廃止し、フリーパスに統一された。
- 2006年4月29日:日本初登場のスーパーコースター「マグナムブースターZATURN」が登場。スタート後、約2秒で時速130キロに。
- 2006年7月21日:去年に続き、ワールドミステリアスシアター「MOON」が開催。
- 2006年8月1日:グリーティングパレード「リズミック」がリニューアルスタート。
- 2006年12月21日:オープン以来、人気を博してきた「スパイラル彗星ヴィーナス」がリニューアル。F1を模ったようなカラーリング、コンセプト、名称にチェンジしリニューアルオープン。新名称は「ヴィーナス GP(グランプリ)」
- 2006年3月:オープン以来、人気を博してきた「流星ライナータイタン」がリニューアルオープン予定。ライド、コンセプト、名称、カラーリングのチェンジが予想される。また、「ヴィーナス GP(グランプリ)」も3月までに完全にリニューアルされる予定。クルーのコスチューム、発射前のオペレーションなど。
[編集] 交通
- 電車
- 自動車
北九州都市高速道路5号の枝光出入口出ると、すぐ近くに専用駐車場がある。
- 飛行機
新北九州空港からは小倉駅または戸畑駅まで空港連絡バスを利用。その後鹿児島本線利用。
[編集] キャラクター紹介
- ラッキー・ラビット
- ヴィッキー・ラビット
- ヘンドリックス
- ハリーザキッド
- アントントン
- フランク3000
- ムニムニ博士
- バロン・バーロック
- ミス・グッドナイト
- グランキ
[編集] 年間スペシャルイベント
スペースワールドでは四季を通して、さまざまなスペシャルイベントが催される。 期間中は、レギュラーショーがスペシャルバージョンになったり、スペシャルショーが催されたりする。 例えば、夏の期間中の数日間だけは花火ショー「花火イリュージョン」が開催される。
春---- 不明
夏---- ギャラクシーサマーパーティ
秋---- ブルースカイパーティ
冬---- ホット!ホット!パーティ
[編集] 経営状態
開園当時はNASAの協力で多くの来場者があったが、最近では減少し、2004年3月期で351億円もの債務超過が出ている。これに伴い北九州市八幡東区東田地区の再開発によりオープンパーク化(無料化)する計画がある。 2005年4月27日、営業権を新日鉄からリゾート運営会社の加森観光(本社・札幌市)に譲渡することを発表した。 再建計画の一環として、2006年4月29日にZATURN(ザターン)と呼ばれる日本初登場のローラーコースターの導入も行なった。 また、経営権の譲渡に伴い、スペースキャンプジャパンが終了した。月の石の展示は継続して行われているが、後にアトラクションが設置されるという噂が飛び交っている。 宇宙博物館および、スペースシャトルは現存して残っている他、宿泊施設については「スペースロッジ」として営業している。
広島市の公立の小学校の修学旅行先はこのスペースワールドである。
北九州市の成人式の会場でもある。 また「カップルで訪れると別れる」という噂が流れていたこともあった。
[編集] 関連項目
- あそラキプラス - スペースワールドを紹介するテレビ番組。
- スペースワールド駅 - スペースワールドへのJRの最寄り駅。
- 加森観光 - スペースワールドの経営母体。
- 新日本製鐵 - オープンから2005年7月までのスペースワールドの経営母体。
- 八幡製鉄所 - この跡地に現在のスペースワールドが立てられた。
[編集] 外部リンク
- スペースワールド 公式サイト - スペースワールドの公式サイト。最新情報など。
- LOVE IT! - ラッキーカンパニーの絵や写真。
- Go To The SPACEWORLD - スペースワールドの詳細情報や最新情報。
- CARROT HOUSE - スペースワールドを簡単に紹介。その他インパ日記など。
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