加藤鐐五郎
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加藤 鐐五郎（かとう りょうごろう、1883年3月11日 - 1970年12月20日）は、愛知県瀬戸市出身の政治家。政界入りする前は医学博士号を持つ医師であり、衆議院議員選挙に通算12回当選した。
造船疑獄に対する指揮権発動で法務大臣を辞職した犬養健の後任法相となり、さらに警職法改正をめぐる混乱の責任を取って衆議院議長を辞任した星島二郎の後任議長に就任したことから、医師出身の政治家という自らの経歴とあわせ「後始末専門のヤブ医者」を自称したことで知られている。
[編集] 略歴
- 1905年：愛知県立医学専門学校（現在の名古屋大学医学部）を卒業、医師となる。
- 1913年：名古屋市会議員となる。その後愛知県会議員にもなる。
- 1924年：政友本党公認で総選挙に立候補し初当選。その後立憲政友会に移籍。
- 1939年：政友会が分裂したため、中島知久平率いる政友会革新同盟に所属。
- 1946年：公職追放。
- 1952年：自由党公認で総選挙に当選し政界に返り咲く。
- 1953年：1月9日、第5次吉田内閣に無任所の国務大臣として入閣。4月22日、閣内異動で法務大臣。6月19日、再異動で無任所の国務大臣（12月10日退任）。
- 1958年：12月、衆議院議長に就任（1960年2月辞任）。
- 1963年：政界から引退。
