保土ヶ谷大洋球場
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保土ヶ谷大洋球場(ほどがやたいようきゅうじょう)は、かつて神奈川県横浜市戸塚区に存在し、プロ野球横浜大洋ホエールズがファームの本拠地兼練習場として使用していた野球場。 隣接する横浜カントリークラブの関連会社である横浜スポーツマンクラブの所有する施設を、大洋球団が借用する形で使用していた。
ホエールズは1980年に、それまで使用していた川崎市中原区の練習場から移転して使用開始したが、大洋球場には観客席が設けられていなかったため、1986年に平塚球場が完成するとイースタン・リーグの公式戦は専らそちらで開催されるようになり、試合には使用されなくなった。さらに併設されていた合宿所も横須賀市の横浜大洋ホエールズ総合練習場(現・横浜ベイスターズ総合練習場)に移転したため、野球場としての利用は廃止され、パターゴルフ場などになった。
その後、Jリーグの創設から間もない1994年から旧横浜フリューゲルスの練習場として使用されるようになった。そして、フリューゲルスが1998年に横浜マリノスとの合併により消滅すると、合併クラブ横浜F・マリノスの「戸塚トレーニングセンター」となり現在も使用されている。
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