佐久長聖高等学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
佐久長聖高等学校 | |
国公私立の別 | 私立(学校法人聖啓学園) |
設立年月日 | 1964年(昭和39年) |
建学の精神 | 礼節・忍耐・誠実 |
共学・別学 | 男女共学 |
教育課程の特例 | なし |
特殊学級 | なし |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
学科 | 類型別I類・II類・III類 |
所在地・連絡先 | |
所在地 | 〒385-8588 |
長野県佐久市岩村田951 | |
電話番号 | 0267-68-5588 |
FAX番号 | 0267-68-0832 |
外部リンク | 佐久長聖高等学校 |
佐久長聖高等学校(さくちょうせいこうとうがっこう)は、長野県佐久市にある私立の高等学校である。甲子園出場で有名であり、また最近では男子駅伝も有名である。略称は「長聖」(ちょうせい)。毎年東京大学合格者を出すなど、県内屈指の進学校である。
夏の甲子園へ4回(1994年、1995年、1998年、2002年)、センバツへ1回(1997年)出場している。
旧名、「佐久高等学校(さくこうとうがっこう)」。
文化祭は「聖祭」と称する。1、2年生は主にステージ発表、3年生は模擬店を行う。2日間に渡って行われ、一般公開は2日目。
類型別授業を行う。類はI類、II類、III類の3種類があり、それぞれに特徴を持つ(類型ガイド。)
I類,III類は旧帝大や有名私立大学等難関大進学のためハイレベルの勉強をしており高校3年になると部活動を引退し受験体制に入る。それらに比べII類は中学時代にスポーツで名を馳せた生徒が「推薦」という形で入学してくる生徒が多いので3年間得意分野のスポーツを思い切りしている。そのためII類からの大学進学者の大半は私立大学への「スポーツ推薦」である。
最近の主な進学成績は、01年に初めて中高一貫課程1期生が5人の東京大学現役合格を出して以来、毎年コンスタントに東大合格者を出している。05年には5期生が東京大学理科III類に現役合格。佐久長聖中学校の中高一貫課程では、東京大学合格者数が6年間で20名を越えている。また、06年は6期生が現役5人(浪人は2人、京都に現役1人)の合格者を出した上、高校課程のI類からも東京大学へ現役合格を果たした。(中高一貫課程の主な進学実績。)
中学・高校とも入学検査は、県内各所のほか、高崎や東京等で行われ、県内はもとより全国から優秀な生徒を集めている。
目次 |
[編集] 沿革
- 1964年(昭和39年) - 佐久高等学校として開校。
- 1995年(平成7年) - 佐久長聖中学校を設置し、中高一貫教育を開始。佐久長聖高等学校へ改称。
- 2003年(平成15年) - 文部科学省より学力向上フロンティアハイスクールの指定(3年間)を受ける。
[編集] 教育目標
「知育」、「徳育」、「体育」および「気育」、「美育」の五育を大切にした全人教育。
[編集] エピソード
- 1991年に掲げた「東大 京大 甲子園」というスローガンは、平等・非エリート教育のためにぬるま湯に浸かっていた長野県の公立高校の教師達に大きな衝撃と影響を与えた。
- 中学校入学後の一年は原則として寮生活となり、学校授業とは別に平日2時間、休日6時間の勉強会がある。最初の寮のミーティングでは、先輩の生徒から新入生に対して「勉強とスポーツの両方で実績を上げているII類の先輩達に比べ、自分たちは勉強一本なのだから、当然学習に専念しなければならない」との激励を受ける。
[編集] 出身者
[編集] 校章
[編集] 校歌
学校概要を参照。