伊勢茶
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
伊勢茶(いせちゃ)とは、三重県内、とくに旧伊勢国で古くから産出していた茶葉のこと。主な産地は、北部と南部で代表的な産地は四日市市水沢地区、宮川上流域(飯南町、飯高町、度会町、大台町)、鈴鹿市、亀山市、菰野町南西部など。(特に、四日市の水沢地区には茶畑が多い。)新茶の収穫は、早い所では4月下旬から始まる。
国内茶葉生産で三重県は第3位。しかし全国的に知られる静岡県のものや宇治茶、狭山茶などと比べると、知名度は低いと言える。しかし、近年需要が高まっている加工用原料茶(アイスクリームなどに使用)には全国第1位のシェア(82%)で非常に高いウェイトを占るため、今後順位が入れ替わる可能性がある。
- 特にアミノ酸の一種である「テアニン」を多く含んだ「かぶせ茶」の生産量については、全国2位で、三重県全体の生産量の約3割を占めている。
しかしながら水沢茶・鈴鹿茶・亀山茶・大台茶・わたらい茶・飯南茶など、よりローカルなブランドで販売するケースも多々見られる。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 日本茶 | 三重県 | 食文化関連のスタブ項目