中共一大会議

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中共一大会議（ちゅうきょういちだいかいぎ）は、1921年 7月23日から7月31日まで開催された中国共産党の設立会議。結党大会や第一回党大会、一全大会とも呼ばれる。

上海市の一大会址博物館・左から2番目の扉が会場の旧李漢俊宅

[編集] 出席者について

各地域の50名を超える党員の地域代表として、毛沢東・何叔衡（湖南省）、董必武・陳潭秋（湖北省）、王尽美・鄧恩銘（山東省）、李達・李漢俊（上海）、張国涛・劉仁静（北京）、陳公博（広東省）、周佛海（日本留学生）の12名、また陳独秀グループから包恵僧、コミンテルンからマーリンらが出席して開催された。当時の党の有力メンバーである陳独秀・李大釗は所用で出席していない。

[編集] 開催日時について

中国共産党の結党記念日は7月1日とされていることから、一大会議も7月1日に開催されたと誤認されることが多いが、実際は7月23日から7月31日まで複数回に分けて開催された。この事情は「開催場所について」を参照のこと。

[編集] 開催場所について

開催場所は、当初上海のフランス租界内の李漢俊のアパートとされ、最終日以外の会議はここで開催された（現在は上海市の新天地地区となっており、一大会址博物館が設置されている）。しかし、この会議は密告によりフランス租界警察及び中国国民党政府の知るところとなり、7月30日夜に李漢俊宅がフランス租界警察の警官の捜索を受けたため、引き続きこの場所で会議を続けることは危険であるとの判断から、7月31日に浙江省嘉興の南湖に浮かぶ船上に場所を移して最終日の会議が行われた。