世界とんでも!?ヒストリー

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『世界とんでも!?ヒストリー』（せかい-）はテレビ朝日系列のテレビ局にて1993年 10月17日から1994年 9月25日までの期間、日本時間の毎週日曜20:00～20:54に放送された、歴史を取り扱ったクイズ番組である。司会は所ジョージ。

[編集] 番組概要･ルール

毎回1つのテーマを設定し、その物事に関する歴史上の出来事や、その物事自体の歴史などから問題を出題する。

前期と後期ではルールが異なるため、分けて解説する。

[編集] 前期ルール

5人の解答者チームと所の対戦形式。得点単位はG（ゴールド）。金貨袋のオブジェとデジタルで表示された。
- 所側のセットは城･城壁で、解答者側は船のようなセットであった。所王国と解答者軍の戦争をテーマにした設定。
クイズは最終問題を除いて筆記式である。1問正解につき200G（最初期は100G）。
- 解答者チームは1度だけ大砲を発射することができた。大砲を発射すると、ヒントを得られる。（大砲は、次回分を前借りして2回発射する事も可能だった。その場合は、当然次回は大砲を発射することは出来ない。）
解答者がクイズに正解した場合は得点を獲得。不正解の場合は所が得点を獲得する。（例:3人正解、2人不正解の場合、解答者チームは200×3＝600G、所に200×2＝400G入る。）
途中から、1問だけ「歴史の落とし穴」が導入される問題が登場。これは、不正解者の中で、予め所が設定した解答と同じ解答を答えてしまった解答者は、以降の問題で正解するまで、恥ずかしい被り物を着けないといけない。
解答者チームが勝利した場合、所城に白旗が立つ。所が勝った場合は、解答者軍の船のマストが折れ、船が沈没するような演出とともに解答者に冷却ガスが浴びせられる。最終クイズが「逆転タッチヒストリー」になってからは、解答者チームが勝利した場合は、所にも冷却ガスが浴びせられるようになった。
- 解答者チームが勝利した場合は『勝利チーム賞』として賞品(空気清浄器など週代わりの賞品)を獲得。また、解答者の個人得点トップの者には別に『トップ賞』として賞品(アメリカ西海岸旅行とバッグセット)が与えられた。
- 所が勝利した場合、『勝利チーム賞』と『トップ賞』の賞品がプレゼント賞品の対象となり、「VISAギフトカード」と「ダイヤモンドリング」に加えて視聴者の皆様からプレゼントする。

○×ヒストリー

一時期、オープニングで実施
○×問題を3問出題、全問正解出来た解答者は100G獲得。所は、出来なかった解答者の人数×100Gを獲得（後に、所のG獲得は廃止）。

逆転ヒストリー

所が解答者1名に2～3択クイズ（後に、10個の選択肢の中から正解の選択肢5個を1人1個ずつ選ぶ問題に変更）を出題する。正解すればスロットに挑戦。逆に不正解だと100G没収され所に100G加算される。これを5人分行う。
最終クイズはスロットにより得点が決まる。
- 所(後期・解答者)側がまず得点（50G・100G・200G・300G）を決定する。次に解答者(後期・所)が倍率（1倍(ナポレオン)・3倍(クレオパトラ)・5倍(聖徳太子)・10倍(所ジョージ)）を決定する。2つのスロットの結果の合計が獲得できる個人の得点となる。
- ただし、倍率のスロットがツタンカーメンの絵柄を出してしまうと出した個人の得点が所のものになる。

逆転タッチヒストリー

セット中央にある大きな8面スクリーンに、事柄が8項目表示される。その中から指定されたテーマに当てはまる4項目を、解答者全員で協力して、制限時間（当初は60秒で固定。後に、60秒に加えてこれまで獲得したゴールド100Gにつき1秒加算、計算上最高では105秒(4500G)）以内に全て選ぶクイズ。
- スクリーンはタッチパネル式になっており、最初は青だが、タッチすることで赤に変わる。また、赤の場合はタッチすることで青に戻る。赤色のパネルの言葉を解答者は選択したものとされる。
- 解答者チームは1人ずつ順番に挑戦する。4項目選んだ後に判定ボタンを押すと、選んだ項目の中で何項目正解があるかが表示される。正解が3項目以外の場合は、次の解答者に交代して、答えを修正していく。それを繰り返しながら、時間内の正解を目指していく。
時間内に4項目を全て当てたら成功。その人はスロットに挑戦する。解答者は得点（200G・250G・300G・400G・500G）を決定するスロットを止め、出した得点が解答者個人の得点となる。次に所が倍率（2倍・3倍・5倍・7倍・10倍）を決定する。2つのスロットの結果の合計が、解答者チームの得点となる。
- ただし、倍率がツタンカーメンの絵柄を出してしまうと解答者チームの得点が所のものになる。

[編集] 後期ルール

1994年 4月17日からは6人の解答者による個人戦となった。

「タッチヒストリー」

解答者を3人1組に分けて、それぞれに1問ずつ出題。
9項目の中から正解の4項目を選んでいく形式で、制限時間60秒で最終的に正解した項目数×100点を獲得（時間内に4項目全て正解出来れば、ボーナス点込みで500点獲得）。

「ヒストリー6つの鍵」

1問目は早押し早抜けクイズで、ノーヒントで正解すれば1000点獲得。以後、ヒントを出す度に得点が減ってゆき（800点・600点・400点・300点・200点・100点）全員正解もしくは「GAME OVER」だと問題は終了。
- 稀に2問目（書き問題）もあり正解すれば500点獲得。

「レキシーホラショー」

4択問題で正解すれば500点獲得。不正解の選択肢の内1つは「歴史の落とし穴」に設定されており、これを選択した解答者は、ここまでに獲得した得点が半減される。

「輪斬りヒストリー」

1問目は択一問題で正解すれば200点獲得(後、書き問題になり正解すれば500点獲得。)
2問目は書き問題で正解者は『得点スロット』に挑戦、最高1000点獲得。
2問目終了後、最高得点者が「トップ賞」を獲得。

「チャレンジヒストリー VSTOKORO」

トップ賞獲得者は、所と早押しクイズ（VTRをヒントに、ことわざや慣用句等を当てる）で勝負。
トップ賞獲得者が勝てば、アメリカ西海岸旅行（獲得点数が3000点（後に4000点）以上の場合は世界一周旅行）とバッグセットを獲得。逆に所が勝てば、旅行とバッグセットは「VISAギフトカード」と「電子ピアノ」と加えて視聴者プレゼントになる。