三菱・タウンボックス

三菱・タウンボックス

製造期間	1999年 4月 –
ボディタイプ	5ドアセミキャブオーバー型軽ワンボックス
エンジン	3G83 SOHC12バルブ直列3気筒インタークーラーターボ（RX）
排気量	657cc
トランスミッション	4AT 5MT
駆動方式	2WD（フロントMR）フルタイム式4WD（RX）パートタイム式4WD（LX）
車体寸法	3,395×1,475×1,890mm
ホイールベース	2,390mm
車両重量	970～1,030kg
先代	ブラボー
姉妹車、OEM	ミニキャブクリッパー（ミニキャブのOEM）
同クラスの車種	スズキ・エブリィワゴンダイハツ・アトレーホンダ・バモス/バモスホビオスバル・サンバーディアスワゴンマツダ・スクラムワゴン
この表は自動車のスペック表テンプレートを使用しています

タウンボックスは、三菱自動車工業が生産しているワンボックス型の軽自動車。

当項目では、タウンボックスワイドについても記載しています。

[編集] 概要

ブラボーの後継として1999年に登場。ミニキャブをベースにしているが、このタイプの軽自動車としては初の5ナンバー車となった。
駆動形式は、スズキ・エブリィやダイハツ・アトレーなどと同様にフロントミッドシップエンジン・リヤドライブ方式を採用しているが、エンジンルーム後方を若干えぐり後席足元空間を拡大することで差別化を図っている。
1999年のデビュー当初は、エアロパーツを思わせる独特な形状のフロントマスクを採用していたが、2000年 11月のマイナーチェンジ時にメッキグリルを採用する普遍的な形状に変更され現在に至る。
デビュー当初、CMキャラクターに藤原紀香を起用していた。

1999年のデビュー当時は4気筒DOHC20バルブ・インタークーラーターボエンジンを搭載していたが、グリーン税制の関係上、2002年8月に3気筒SOHC12バルブ・インタークーラーターボエンジンに換装される。

2005年12月のマイナーチェンジ時に廃止された。

1999年 4月：販売開始。グレードはRX/LX/SXの3種類を用意し、全グレードで4ATまたは5MT、2WDまたはパートタイム式4WD、ハイルーフまたはサンルーフが選択可能であった。
2000年 1月：特別仕様車「セレクト」「セレクトターボ」を追加。
2000年11月：フロントマスクのデザインを大幅に変更するほか、運転席と助手席のSRSエアバッグとフロントシートベルトプリテンショナーを全グレードで標準装備化、5MT車にクラッチスタートシステムを採用、サイドブレーキを運転席左側に移設、リアシートをセパレート式からベンチシートに換装、など大幅なマイナーチェンジを実施。
2002年 8月：RXのエンジンが4気筒DOHC20バルブから3気筒SOHC12バルブに、4WDがパートタイム式からフルタイム式に換装される。
2004年 10月：衝突安全ボディー「RISE」を採用。エンジン改良や新触媒の採用によりLXとSXが平成17年排出ガス規制値よりも50%減の☆3つとなった。あわせて、サンルーフが廃止された。
2005年 12月：SXを廃止。標準装備のオーディオがようやく1DINカセットデッキからCDプレーヤーに変更される。

パジェロJr.の4A31型SOHC16バルブエンジンを搭載して1100ccとし、樹脂製大型バンパーやオーバーフェンダーを装備して小型乗用車登録として1999年6月に登場した小型ワンボックスカー。ラインナップは1グレードのみで、2WD（後輪駆動）とフルタイム4WDが用意されていた。
座席は3列シートで定員は6人であるが、サードシートはタウンボックスのラゲッジスペースに後付けされた形で装備されており、折りたたんでサイドパネルに格納可能とした補助席のような構造であった。このため実際には4＋2である。
スズキ・エブリイプラス、ダイハツ・アトレー7といった軽自動車ベースのリッタークラスのワンボックスカーの先駆だったが、2001年3月に生産中止となり、ライバル2車よりも短い製造期間に終わった。