ロンドン・ガトウィック空港

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ガトウィック空港

IATA：LGW - ICAO：EGKK
概略
空港種別		公共
運営者		BAA
受け持ち		ロンドン
Daylight Savings Time		Last Sun in Mar to Last Sun in Oct
海抜		202ft(62m)
位置		北緯51度08分53.00秒西経00度11分25.00秒
滑走路
方向	全長		表面
方向	ILS	m×幅	表面
08R/26L	YES	3,159×45	舗装
08L/26R	YES	2,565×45	舗装

ガトウィック空港 ( -くうこう、London Gatwick Airport, IATA空港コード：LGW/ICAO空港コード：EGKK）はロンドンの空港である。

ヒースロー空港に次ぐイギリスで2番目に大きな空港である。ここはロンドンのおおよそ南40 km (25 miles) にあり、等しい距離にあるイギリスで最大のリゾート施設を抱えるブライトンの北のウェストサセックスに位置する。

ガトウィック空港は、1つの滑走路を持つ空港としては世界で有数の混雑した空港であり、世界中の200箇所以上から訪れる年間3100万人をこえる旅客がこの空港に足を踏み入れる。チャーター機は基本的にヒースロー空港を利用することができないため、ほとんどの機がここから飛び立ち、混雑に拍車をかけている。また、アメリカとイギリスを結ぶ路線の多くが、ヒースロー空港の割り当ての制限からこちらを利用している。

これを解消するために2本目の滑走路を建設することが提案されたが、騒音や公害、それに引越しの問題から地元の強い反対があり、さらに地元の議会との合意で2019年まで2本目の滑走路を建設しないことが合意されているため、近い将来の建設は期待できない。駐車場の数が少なく、多くの旅行者が海外に出る7月から9月までは、空港の全ての駐車場は飽和状態にあると駐車場の管理者は指摘している。増え続ける利用者に対応するために駐車場の拡大は急務であるが、解決の見込みは小さい。

[編集] 歴史

ガトウィックの名は1241年まで記録を遡ることができ、19世紀までこの地にあった荘園の名前である。1890年に荘園は競馬場に作り変えられ、第一次世界大戦中にはグランドナショナルを数回実施したこともある。

1930年にサリー・アエロ・クラブ(Surrey Aero Club)がガトウィックで発足し、競馬場の敷地の一部を利用して離着陸が行われていた。1933年に外部の投資者の手により競馬場が購入され、必要な設備を全て備えた完全な空港に作り変えられた。航空相によりガトウィック空港からの商業飛行が認可され、1936年ごろにはヨーロッパ大陸との定期便が運行されている。'蜂の巣'というあだ名がつけられたターミナルビルが建設され、ガトウィック駅まで地下道が延長された。これによりヴィクトリア駅から飛行機まで天気を気にすることがなく、屋内を通っていくことができるようになったのである。

第二次世界大戦後にヒースロー空港と共にイギリスへの玄関口として整備され、1956年から1958年にかけて空港を閉鎖し、780万ポンドを投じて近代化が図られた。世界で初めて空港に直通する鉄道が整備され、待合室からボーディング・ブリッジを通って直接飛行機に乗り込めるようにターミナルビルが再設計された。

長い歴史の中で事故もあり、1969年にはフランクフルト国際空港からガトウィック空港に着陸しようとしたアリアナ・アフガン航空のボーイング727、アリアナ701便が、付近の家に墜落し、乗客66人中50人が死亡するという事故があった。地上でこの事故に2人が巻き込まれ死亡している。

1986年、ガトウィック空港を保有・運営していたイギリス空港公団が民営化し、イギリス空港会社となる。

[編集] 航空管制

種類	周波数	運用時間(日本時間)
CLR	121.95MHz	1530-0600
GND	121.8MHz	1430-0800
TWR	124.225MHz,134.225MHZ	24H
APP	118.95MHz,126.825MHz,129.025MHz	24H
ATIS	136.525MHz	24H

夏時間適用時は、運用開始時刻は、1時間繰上る

[編集] 航空保安無線施設

局名	種類	周波数	識別信号
GATWICK	NDB	365.0KHz	GY

[編集] ターミナル

管制塔を望む空港の夕焼け。

この空港は自動運転のモノレールでつながっている北と南の２つのターミナルがある。

[編集] 北ターミナル

建設は1983年に北ターミナルで始まる：これは1980年代の建物でロンドンの南で一番大きな建設プロジェクトである。このターミナルは1988年にエリザベス女王2世によって開港し、1991年拡張される。

Adria Airways (リュブリアナ)
Aerolíneas Argentinas (ブエノスアイレス)
エールフランス (ナント, ストラスバーグ)
Air Southwest (Newquay, Plymouth)
Arkia Israeli Airlines (テルアビブ)
アメリカン航空 (ダラス/フォートワース, Raleigh/Durham)
Astraeus Airlines (アカバ, アスワン, フリータウン, Hassi Messaoud, Malabo, シャルムエルシェイク, Taba)
オーストリア航空 (ブラスチラバ, インスブルック)
英国航空 (アバディーン, Algiers, アムステルダム, アンティグア, アトランタ, バルセロナ, バミューダ, ボローニャ, ボルドー, ブリッジタウン, ダラス/フォートワース, ダブリン, エディンバラ, フランクフルト, ジュネーブ, ジェノヴァ, グラスゴー, グレナダ, ハノーバー, ヒューストンブッシュ, ジャージー, キングストン, クラカウ, ルクセンブルグ, マドリッド, マンチェスター, マルセイユ, ミュンヘン, ナポリ, ニューキャストル, ニース, オーランド, ピサ, プラハ, Pristina, ローマ, St Lucia, タンパ, トバゴ, トゥールーズ, トリノ, ベニス, ヴェローナ, チューリヒ)
ブリティッシュエアウェイズ・シティエキスプレス (Inverness, マン島)
Daallo (ジブチ)
デルタ航空 (アトランタ, シンシナティ)
エミレーツ航空 (ドバイ)
Etihad Airways (アブダビ)
First Choice Airways (アリカンテ, Antayla, アンティグア, Arrecife, Banjul, カンクン, Faro, Fuerteventura, Funchal, ゴア, Holguin, Las Palmas, マラガ, Male, マルタ, Monastir, Palma de Mallorca, Paphos, Porlamar, Puerto Plata, Sanford, シャルムアルシェイク, St. Thomas, Tenerife)
Flyjet (Accra, Amritsar)
GB Airways (Agadir, アリカンテ, Almeria, Arrecife, Faro, Fez, Funchal, ジブラルタル, ラス・パルマス, Mahon, マラガ, マルタ, Marrakesh, モンペリエ, Murcia, ナント, Oporto, パルマ・デ・マヨルカ, Paphos, セビリア, Tenerife, チュニス, バレンシア)
Gulf Air (Muscat)
Hellas Jet (アテネ)
Helvetic (チューリヒ)
Israir Airlines (テルアビブ)
ルフトハンザ航空 (Vilnius)
LOTポーランド航空 (クラカウ)
Nationwide Airlines (ヨハネスバーグ)
ロイヤル・エア・モロッコ (マラケシュ)
SN Brussels Airlines (ブリュッセル)

[編集] 南ターミナル

南ターミナルの主要な連絡橋は1956年から58年にかけての工事で建設された。1962年に連絡橋が2つ追加され、1983年にはイギリスで最初の自動運転のピープルムーバー・システムにより、メインターミナルとつながった円形のサテライト桟橋がオープンした。最初の連絡橋は1985年に広範囲にわたり一新され、全体のターミナルは現在2回目のリフォーム・プログラム中である。

African Safari (モンバサ)
Afriqiyah (トリポリ)
Air Algerie (Hassi Messaoud)
Air Atlanta (Hurghada, Sanford, シャルムエルシェイク)
エアバルティック (Vilnius)
エア・ヨーロッパ (スペイン) (ラス・パルマス, マドリッド)
Air Gabon (Libreville)
Air Luxor (Faro, リスボン)
Air Malta (マルタ)
Air Nostrum (Asturias)
エア・トランサット (トロント)
Air Zimbabwe (Harare)
Aurigny Air (Guernsey)
アゼルバイジャン航空 (バクー)
Belavia Belarussian Airlines (ミンスク)
BMI ブリティッシュ・ミッドランド航空 (Cork)
Braathens (Bergen, オスロ)
Britannia Airways (Accra, アリカンテ, Arrecife, バルバトス, カンクン, Faro, Fuerteventura, Funchal, Hurghada, ラス・パルマス, Luxor, マラガ, マルタ, モンバサ, Monastir, モンテゴ・ベイ, Palma de Mallorca, Paphos, Puerto Plata, Punta Cana, Rovaniemi, Sanford, Santa Cruz, シャルムエルシェイク, Tenerife, Varadero)
ブルガリア航空 (ソフィア)
コンチネンタル航空 (ヒューストン・ブッシュ, ニューアーク)
チェコ航空 (プラハ)
Cubana de Aviacion (ハバナ)
イージージェット (アリカンテ, アムステルダム, アテネ, バルセロナ, ベルファスト, ブダペスト, ケルン, エディンバラ, Faro, ジュネーブ, Inverness, マドリッド, マラガ, マルセイユ, ミラノ, ニース, Palma Mallorca, プラハ, ローマ Ciampino, Toulouse, ヴェニス)
エストニア航空 (タリン)
Eurocypria (Paphos)
エクセル航空 (Arrecife,アテネ, バルバドス, Fuerteventura, Funchal, ゴア, Hurghada, ラス・パルマス, Marsa Alam, Mombasa, Paphos, シャルムエルシェイク, St. Kitts, Taba, Tenerife, トバゴ)
FlyBe (ベルファスト, Guernsey, ジャージー)
Futura (Tenerife)
Gambia International Airlines (Banjul)
ジャーマンウイングス (ケルン)
Helios Airways (Larnaca)
イベリア航空 (マラガ)
Iberworld (Palma Mallorca)
LTE 国際航空 (Tenerife)
Maersk (Billund, コペンハーゲン)
Meridiana (Cagliari, Florence)
Monarch Airlines (Accra, アリカンテ, Arrecife, Banjul, バルバトス, コロンボ, デリー, Faro, ゴア, ラス・パルマス, Luxor, マラガ, Male, シャルムエルシェイク, Tba, Tenerife, Trivandrum)
My Travel/Premiair (Agadir, Almeria, Arrecife, カンクン, ゴア, Hurghada, La Romana, ラス・パルマス, マラガ, Male, モンテゴ・ベイ, Puerto Plata, Sanford, Tenerife)
ノースウエスト航空 (デトロイト, ミネアポリス)
オアシス香港航空 (香港)
Nouvelair (Monastir)
オリンピック航空 (アテネ, テサロニキ)
Pulkovo Aviation (セントピータースバーグ)
カタール航空 (ドーハ)
ライアンエアー (ダブリン)
スカンジナビア航空 (オスロ)
TAP ポルトガル航空 (Funchal, リスボン, Oporto)
トーマスクック航空 (Agadir, アリカンテ, Antalya, Arrecife, Banjul, バルバトス, カンクン, Cunagua, Dalaman, Faro, Fuerteventura, Funchal, Larnaca, ラス・パルマス, マラガ, Monastir, Palma de Mallorca, Paphos, Puerto Plata, シャルムエルシェイク, Tenerife, バンクーバー, Varadero)
Transaero (モスクワ)
Travel Service Airlines (プラハ)
ウクライナ国際航空 (キエフ)
USエアウェイズ (シャーロット, フィラデルフィア)
ヴァージン・アトランティック航空 (アンティグア, バルバトス, グレナダ, ラスベガス, オーランド, Port Harcourt, San Juan, St Lucia)
ズーム航空 (トロント, バンクーバー)