ロビンソン (シングル)
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ロビンソン | ||
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スピッツ の シングル | ||
リリース | 1995年4月5日 | |
録音 | 1995年1月 | |
ジャンル | J-POP | |
時間 | 4分21秒 | |
レーベル | ポリドール | |
プロデュース | スピッツ、笹路正徳 | |
チャート順位 | ||
売上枚数 | ||
オリコン:累計売上162.4万枚 |
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スピッツ 年表 | ||
スパイダー (1994年) |
ロビンソン (1995年) |
涙がキラリ☆ (1995年) |
ロビンソンはスピッツの楽曲。11thシングルである。作詞・作曲は共に草野正宗。
目次 |
[編集] 解説
- タイトルの由来は草野がタイを旅行したときにあったロビンソン百貨店から命名したらしく、仮題だったものが、正式名称になった。決して春日部にあるロビンソン百貨店ではない。
- 曲を聴いた人はご存知だと思うが、青春や恋愛をテーマとしている。一方で、魔法の言葉が出てきたり、宇宙まで世界が広がっていくところなど、ファンタジー性にも富んだ作品である。口ずさみやすい旋律や歌詞ともに草野の良さが出ていることもあり、どの世代の人々の心にも響くものがある。そのような背景から、ロングセラーになったのであり、今も名曲と評価されている。
- スピッツ最初のプロモーションビデオ『ソラトビデオ』の中では、6番目に紹介されているが、ファンタジー性のある曲だから、プロモーションビデオもファンタジー性たっぷりの演出だろうと予想するとそのギャップにまた驚かされる。最初から最後までセピア色の風景で、メンバーがスタジオで真面目に演奏している場面と、メンバーがバスに乗って合流していき、浜辺へとたどり着く場面が交互に入れ替わる。スタジオでの彼らの真剣な演奏を見れば、ビデオに収録されている他の曲とは一線を画した、力の入った演出になっていることに気がつくだろう。
- メンバー的にはこの曲は地味と感じたが、他のスタッフからの印象はよかったためこちらをA面にした経緯がある。
[編集] 収録曲
- ロビンソン
- 俺のすべて
- 当初はこの曲をメインにする予定であったという。できた時には、そのつもりで、レコーディングのリハーサルの時には、こちらの「俺のすべて」を合わせたという。
タイトルを聞き、メンバーは盛り上がったとか。これまで「俺」という表現がなかったかららしい。しかし、A面では嫌だとも言っていて、最終的には草野が作ったときにはポップすぎて嫌だったという(あまり積極的ではなかった)ロビンソンがA面になったとか。メンバーは、「もしこの曲がA面だったら、違うスピッツの歴史になっていたかもしれないね。そういうことを考えながら聴いてみるのも面白いかもしれない。」と語っている。
「この曲が好きだ」というファンも多く、ファンの人気曲投票では上位に入ることも多い。
ライブなどでは、草野がタンバリンを持って演奏する事が多い。
- 当初はこの曲をメインにする予定であったという。できた時には、そのつもりで、レコーディングのリハーサルの時には、こちらの「俺のすべて」を合わせたという。
[編集] 収録アルバム
- ロビンソン
- 俺のすべて
- 『花鳥風月』
[編集] タイアップ
- ロビンソン
- フジテレビ系 今田耕司のシブヤ系うらりんご テーマ曲
- キリンビバレッジ 午後の紅茶 CM曲
[編集] カバー
- イギリスのグループ、「Ouch!(アウチ)」がカバーし、サッポロビールの発泡酒「ドラフティーブラック」のCMに使われた。
- 2002年、日本のロックバンド、「羅針盤」が、アルバム『一期一会』にて、カバーした。
[編集] 関連項目
カテゴリ: スピッツの楽曲 | 1995年のシングル | 主題歌 | コマーシャルソング