ラジオ大阪ドラマティックナイター

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ラジオ大阪ドラマティックナイターは、ラジオ大阪で放送されるプロ野球ナイター中継のタイトル。放送時間は土・日曜の18:00～21:00。試合展開によってはオプションとして5分刻みで22:00までの延長がある。

NRNナイターの大阪における土・日曜の担当局ということから、全国向けを考慮して読売ジャイアンツ戦をメインに放送。そのため基本的に文化放送からのネット受けになるが、ジャイアンツ戦のうち阪神タイガース主催ゲームはラジオ大阪が制作を担当する（但し2005年は大阪近鉄バファローズが消滅した影響からか、ジャイアンツ戦以外の阪神タイガース主催ナイトゲームを自社製作で放送するケースも見られる）。また2005年はオリックス・バファローズの主催ナイトゲームが週末にある場合はそれを優先していたが、2006年はバファローズ主催試合が週末にナイトゲームで組まれていた場合でもタイガース戦やジャイアンツ戦を優先させることが多かった。

1977年から1992年まで放送された「OBCビッグナイター」を1993年にAMステレオ放送に移行するのに伴ってリニューアルし、それまでの毎週土・日曜に金曜の放送を加えて週3回の放送にした。当初放送された金曜は大阪近鉄バファローズ戦の試合のみだったが、「金曜バファローズナイター」→「近鉄バファローズナイター」（2004年）→「オリックス・バファローズナイトスタジアム」（2005年、バファローズ主催ゲーム開催に限る）に移行したため、以降は土・日曜の放送となっている。

[編集] 解説者

村田辰美（J SPORTS解説者兼）
吉田剛

[編集] アナウンサー

[編集] 実況(関西地区)

松本恵治
中井雅之（元同局アナウンサー、現在フリー）
寺西裕一（フリー）
山口富士夫（フリー）

[編集] ラジオ大阪スタジオ担当

土曜　川辺結花
日曜　友松純（J SPORTS オリックス・バファローズ戦リポーター）

[編集] クッション番組・その他

[編集] 番組テーマ曲

「ペガサス幻想（ファンタジー）」（テレビアニメ「聖闘士星矢」初代主題歌）のインストルメンタルバージョン

※野球中継がこのタイトルになった当初から使用されている。

[編集] 野球放送のない時

原則として18:00～21:00までは文化放送よりレインコート番組(録音番組)をネットするが、当初から野球中継が組まれていない場合は、ラジオ大阪スタジオより特番を放送する場合がある。

18:00～19:00　ビッグサウンズスペシャル第1部（生放送でプロ野球関連の番組を行う場合がある）
19:00～21:00　ビッグサウンズスペシャル第2部（録音番組）
21:00～21:30　
- 土曜　ミュージックスタジアム（ラジオ大阪スタジオより放送）
- 日曜　三宅信史のハートフルタイム

[編集] 野球放送が早く終了した時

放送時間が21:26までに終了した場合

土曜日は21:30まで、日曜日は20:56まで「ミュージックスタジアム」を放送。
日曜日は21:00より「三宅信史のハートフルタイム」を放送する。

放送時間が21:01～21:26までに終了した場合

21:30までラジオ大阪スタジオより「ミュージックスタジアム」を放送する。
21:30～22:00
- 土曜　鏡五郎、男の旅路
- 日曜　北沢ともみ、歌色の街

放送時間が21:26を過ぎた場合

21:30からの番組は放送休止とし、最大延長21:56までナイター中継を放送する。
21:56までに終了した場合は、ラジオ大阪スタジオより「ミュージックスタジアム」を放送する。

[編集] NRN野球ネットについて

NRN発足当時、関西地区における加盟局はラジオ大阪 (OBC) の他に毎日放送 (MBS) ・朝日放送 (ABC) そしてラジオ関西の4局であった。MBSはニッポン放送と、ABCはTBSラジオとそれぞれ主にネットワークを結んでいたため、NRN結成後は火～木・土曜はMBS、日曜は薄暮試合を含めてABCが関西地区の製作を担当する事となった。

当時OBCはラジオ関西と共にナイター中継を行わず、その後南海ホークスをメインとした「南海日曜ナイター」を中継する事となっても、NRNナイターとは無関係であった。NRNの担当曜日は1969年に月・金曜ABC、火～木・土・日曜MBSと再編成されたが、1976年にMBSが日曜のNRNナイターをローカルの「ブレーブス・ダイナミック・アワー」（阪急電鉄・阪急百貨店提供）に差し替えたため、ナイター中継とネットスポンサーのCMが関西地区では放送されない事態が生じた。事態を重く見た土・日曜担当キー局の文化放送はMBSとのナイターネットを見直す事とし、土・日曜の関西地区NRNナイター制作局をOBCとする事に変更。翌1977年よりOBCはNRNナイターの製作に参加して現在に至る。

なお、日本シリーズ中継についてはNRN全国中継担当を行わない放送局の音源（西暦偶数年は1,3,5,7戦は文化放送、2,4,6戦はニッポン放送　奇数年は1,3,5,7戦がニッポン放送、2,4,6戦は文化放送がそれぞれ製作）を放送している。（MBSタイガースナイター#歴史の項参照）ただし、2006年度のプロ野球日本シリーズ中継は放送しない方針を決めた模様。（在阪球団がセリーグもパリーグも優勝に絡まなかった事と近年のラジオ大阪の経営事情を配慮した結果レギュラー番組を放送する方針に決まった。）