ヤマハ・SDR
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SDR(えすでぃあーる)はヤマハ発動機が1986年7月に製造を開始したオートバイである。
[編集] 概要
- 機種コードは2TVである。車体打刻開始は2TV-000101から。
- 乾燥重量105kgの車体にDT200用を専用チューンした最高出力34 psの単気筒2ストロークエンジンを搭載している。因みに同社のRZ250は初期型で乾燥重量139kg、最高出力35psであったことからSDRのポテンシャルの一端が垣間見える。
- 外装ではニッケル、スズ、コバルトを用いたTC(Triple Composit)メッキのトラスフレームや、アルミ製エアクリーナ・ボックスがフレームの剛性部材の一部を兼ねているなど特徴がある。
- 一人乗り専用である。
- 1988年頃に製造が中止されている。