モンロビア
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モンロビア(Monrovia)はアフリカにあるリベリア共和国の首都で、人口は465,000人(1986年)。大西洋とメスアルド川に囲まれた場所にある港湾都市である。北緯6度19分、西経10度48分に位置する。
モンロビアはリベリア最大の都市であり、同国の政治、経済、金融の中心である。リベリア内戦で攻撃を受けており、いくつかのビルが破壊された過去がある。同市の港は多数の船舶やドック有しており、ゴム、鉄などを海外へと輸出している。観光地としては、リベリア国立博物館(Liberian National Museum)、マゾニック寺院(Masonic Temple 倒壊している)、ウォーターサイド市場(Waterside Market)など。空港は、市内から60キロ離れたロバーツにロバーツ・フィールド国際空港がある。この空港は第二次世界大戦中にアメリカが建設した空港である。
リベリアは便宜置籍国として有名だが、その場合の船籍港はほとんどの場合モンロビア港となる。
モンロビア周辺にはクル族が住んでいたが、アメリカの解放奴隷の黒人達がモンロビアのプロビデンス島に到着した。