ミックスジュース
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ミックスジュースは、様々な果物をミキサーで混ぜ合わせた飲料であるが、単にミックスジュースという場合は、近畿の喫茶店で定番のジュースのメニューを指すことが多い。 りんごやみかん、バナナなどのフルーツと牛乳をミキサーで混ぜ合わせて作られる。特に大阪ではほとんどの喫茶店やジューススタンドで販売されているほどポピュラーな存在である。
関西で特にミックスジュースという場合は、果物が完全に分解されず、非常にドロッとした感触が特徴のジュースである。
日本サンガリアベバレッジカンパニーが缶入りの「みっくちゅじゅーちゅ」という清涼飲料水を発売して全国的に知名度が上がった。
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[編集] ミックスジュースを題材とした作品
[編集] 楽曲
- 『ぼくのミックスジュース』
- NHK『おかあさんといっしょ』で発表された楽曲。作詞:五味太郎、作曲:渋谷毅。
[編集] 大阪の鉄道駅におけるミックスジュースの販売
主要鉄道駅に、ジューススタンドがあり、定番のミックスジュースをはじめ工夫を凝らした数種類のミックスジュースが販売されている。 阪神電気鉄道梅田駅や京阪電気鉄道淀屋橋駅の改札近くや、京阪電気鉄道京橋駅ホームなどが特に有名である。 注文を受けると一瞬だけミキサーを動作させてコップに注ぐ。この動作はフラッシュまたはフラッシングとも呼ばれ、沈殿した果汁の粒をかき混ぜ均一化させるために行われる。また、冷たさを保ち、どろどろ感をやわらげ飲みやすくするために、氷を果物と一緒にミックスさせてあることが特徴である。氷を別に入れると、氷が残ったままのコップがゴミ箱に捨てられ、解けた氷が水になり、ゴミ箱周辺に水があふれ危険であることも関連していると思われる。 なお、ほとんどの客がスタンド周辺で立って飲んでいる。
[編集] 関連項目
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