ホンダ・シビックシャトル
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シビックシャトル(CIVIC Shuttle)は本田技研工業がかつて生産、販売していた自動車。商用モデルはシビックプロ(CIVIC PRO)として発売された。
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[編集] スタイル・機構
1983年~1996年に存在した、シビックの5ドアハッチバック版。1300~1600ccのエンジンを搭載し、4WDも存在した。現代のフィットやデミオなどにも通じる、コンパクトハイトワゴンの祖とも言える車である。
[編集] 歴史
[編集] 初代(1983-1987年)
[編集] 2代目(1987-1996年)
- 1987年10月、シビックが4代目の“グランド”シビックにモデルチェンジされたのに合わせてこちらもモデルチェンジされる。シビックと同じ足回りの4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションが採用される。1気筒4バルブ方式の「ハイパー16バルブエンジン」、電子燃料噴射システムPGM-FIなどを採用。トップグレードにはZC型のエンジンが使われている。
- 1991年9月、シビックは5代目“スポーツ”シビックにモデルチェンジされたが、シャトルはそのまま継続生産。
- 1994年7月、4WDのグレードRTiをベースにRV風の特装パーツを装着した「ビーグル」が発売される。
- 1995年9月、シビックは6代目“ミラクル”シビックにモデルチェンジされるが、そのまま継続生産。
[編集] 終焉
1996年2月、6代目“ミラクル”シビックのワゴン版であるオルティア(シビックプロはパートナー)にバトンを渡す形で生産を終了した。