ホンダ・シビッククーペ
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シビック クーペ(CIVIC COUPE)は本田技研工業のクーペ型乗用車。
[編集] 概要
ホンダオブアメリカで開発・生産しているシビックのクーペモデル。一時、日本国内でも正規販売(右ハンドル仕様だった)されていたが、現在は北米のみの販売となっている。
- E-EJ1:1992年10月デビュー。5代目シビックをベースにしており、1993年2月から日本でも正規販売された。アコード・クーペと違い初めから右ハンドル仕様とし、車体左右に北米ホンダのバッジが付いていた。発売当初、日本国内ではATのみであったが、1994年2月よりMTも加わった。エンジンは、1.6LシングルカムVTEC <D16A> 130psで日本で生産されているシビックには無いものだった。
- E-EJ7:1996年1月に6代目をベースにフルモデルチェンジした。日本国内でも同様に正規販売されたが、残念ながらこのモデルを最後に姿を消した。エンジンは、先代と同じD16AだがVTEC-Eとして馬力を120psへとダウンした。2000年に特別仕様車としてSiがラインナップに加わる。DOHCのVTECを搭載した唯一の(EKモデルまでの)クーペモデルとなる。
- 日本未発売。生産本国の北米では、現在でもシビックのモデルチェンジ毎にクーペも同時に発表されている。4世代目のクーペには197馬力の2000ccVTECエンジンに6速MTを組み合わせたSiというモデルがある。それ以外のも1800ccのオーソドックスなモデルも存在する。