ホッカイルソー

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ホッカイルソー
性別	牡
毛色	黒鹿毛
品種	サラブレッド
生誕	1992年 5月2日
死没	（現役種牡馬）
父	マークオブディスティンクション
母	ホッカイラブリー
生産	北海牧場
生国	日本（北海道門別町）
馬主	（有）北海牧場
調教師	田中清隆（美浦）
競走成績	28戦5勝
獲得賞金	3億8600万円
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ホッカイルソーは、日本の競走馬である。1999年（平成11年）のオールカマー(GII)に優勝した。全世界的にも数少ないマンノウォー系競走馬、種牡馬である。

[編集] 戦績

1994年 9月11日、中山競馬場のサラ系3歳新馬（芝1600m）にてデビュー、鞍上は岡部幸雄（10着)。その後3度目の出走となる10月2日、中山競馬場のサラ系3歳新馬（芝1600m)にて初勝利をあげる。勝ち時計は1分38秒1。この時の鞍上は蛯名正義であった。 1994年はこのほかにきんもくせい特別3着、府中3歳ステークス1着、ホープフルステークス3着と掲示板にこそ載るが勝ちきれないレースが多かった。

1995年、休養に入ることなく翌年も走り、ジュニアカップを制して次の弥生賞(GII)では、朝日杯3歳ステークス優勝馬フジキセキの2着に入った。弥生賞当時の馬場状態は重との発表があり重い馬場でも活躍できることが伺える。クラシックでは皐月賞(GI)4着、東京優駿（日本ダービー）(GI)4着、セントライト記念(GII)4着、菊花賞(GI)3着とクラシック皆勤を果たした。またこの年のディセンバーステークス(2着)を含めこの年は掲示板を外さなかった。

1996年の中山金杯、ダイヤモンドステークスと連続して3着に入った後、日経賞（GII）にて待望の重賞初勝利。このときの馬場状態は不良であった。その次の、第113回天皇賞（春）にてサクラローレル、三冠馬ナリタブライアンに次ぐ3着。しかしその後屈腱炎を発症。3年もの休養を余儀なくされた。

1999年 3月14日の中山記念(GII)にて復帰（8着）、新潟記念(GIII)2着を経てオールカマー(GII)に江田照男鞍上で重賞2勝目を挙げる。またこのときの勝ち時計2分12秒0は2004年 9月19日コスモバルクの2分10秒1に破られるまで中山競馬場芝2200mレコードであった。

2000年 4月30日の第121回天皇賞（春）にてテイエムオペラオーの5着に入ったが、再び屈腱炎を発症し、5月31日に引退、種牡馬入り。当初は生まれ故郷の北海道門別町の北海牧場にて繋養されたが、北海牧場がダーレー・ジャパンに買収された関係から、2006年現在は日高町のダーレー・ジャパンスタリオンコンプレックスにて繋養されている。ちなみに同牧場には2005年ジャパンカップ優勝馬、アルカセットも繋養されている。

なお、本文中の馬齢は旧表記(数え年)。

[編集] 主な勝ち鞍

1996年

日経賞(GII)

1999年

オールカマー(GII)

[編集] 血統表

ホッカイルソー（HokkaiRousseau）の血統　マンノウォー系
父 *マークオブディスティンクション Markofdistinction 1986　鹿毛	Known Fact 1977　鹿毛	In Reality	Intentionally
			My Dear Girl
		Tamerett	Tim Tam
			Mixed Marriage
	*ギスレイン Ghislaine 1981　芦毛	Icecapade	Nearctic
			Shenanigans
		Cambretta	Roberto
			Cambrienne
母ホッカイラブリー 1985　鹿毛	ホッカイダイヤ 1970　鹿毛	Waidwerk	Neckar
			Windstille
		*パラモア	Molvedo
			Prime Honey
	*オプアート Op Art 1965　芦毛	Ambiopoise	Ambiorix
			Bull Poise
		Art Dancer	Native Dancer
			Parlo