マークオブディスティンクション
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性別 | 牡 |
---|---|
毛色 | 青毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 1986年 |
死没 | 1996年9月11日 |
父 | Kown Fact |
母 | ギスレイン(Ghislaine) |
生産 | Gerald W.Leigh |
生国 | 英国 |
馬主 | Gerald Leigh |
調教師 | Luca M.Cumani(英国) |
競走成績 | 12戦5勝 |
獲得賞金 | 362,870ポンド |
マークオブディスティンクション (Markofdistinction)は、イギリスの競走馬である。1990年(平成2年)のクイーンエリザベス二世ステークス(GI)に優勝した。希少な青毛の競走馬である。
なお、アルファベットの綴りで"of"の左右に空白がないのは馬名制限(空白文字を含む18字までで、空白を入れると19字になる)のため。
[編集] 戦績
1988年10月28日、ニューマーケット競馬場の未勝利戦(芝6ハロン)にてデビュー、(1着)(勝ちタイムは1.14.86)。翌1989年5月6日イギリス2000ギニー(GI)(日本で言うところの皐月賞)に出走(4着)。4歳から本格化し1990年4月27日トラストハウスフォルテマイル(GII)(サンダウン競馬場)1着、6月19日クイーンアンステークス(GI)(アスコット競馬場)(当時はGII)、9月29日クイーンエリザベス二世ステークス(GI)(アスコット競馬場)に優勝した。同年の最優秀古馬マイラー。 引退までの12出走中入着(5着以内入る)出来なかったのは引退レースとなったブリーダーズカップマイル(1990年10月27日ベルモントパーク競馬場)のみである。
引退後は種牡馬(しゅぼば)となり、1991年(平成3年)日本に輸入され、後に鹿児島で供用。 コウエイロマン(小倉3歳ステークス(GIII))、ホッカイルソー(日経賞(GII)、オールカマー(GII))などを輩出した。特に鹿児島に移った後は九州のエース種牡馬として活躍、また数少ないマンノウォー系(マッチェム系)の種牡馬でもあったが1996年に死亡。ホッカイルソーが主な後継種牡馬である。
[編集] 主な勝ち鞍
- 1990年
- トラストハウスフォルテマイル(GII)
- クイーンアンステークス(GII)
- クイーンエリザベス二世ステークス(GI)
[編集] 血統表
マークオブディスティンクション(Markofdistinction)の血統 マンノウォー系 | |||
父
Known Fact 1977 鹿毛 |
In Reality 1964 鹿毛 |
Intentionally | Intent |
My Recipe | |||
My Dear Girl | Rough'n Tumble | ||
Iltis | |||
Tamerett 1962 鹿毛 |
Tim Tam | Tom Fool | |
Two Lea | |||
Mixed Marriage | Tudor Minstrel | ||
Persian Maid | |||
母
*ギスレイン Ghislaine 1981 芦毛 |
Icecapade 1969 芦毛 |
Nearctic | Nearco |
Lady Angela | |||
Shenanigans | Native Dancer | ||
Bold Irish | |||
Cambretta 1975 黒鹿毛 |
Roberto | Hail to Reason | |
Bramalea | |||
Cambrienne | Sicambre | ||
Torbella |
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