トロント・ピアソン国際空港

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トロント・ピアソン国際空港

IATA：YYZ - ICAO：CYYZ
概略
空港種別		公共
運営者		グレーター・トロント空港公団 (GTAA)
開港日
受け持ち		オンタリオ州トロント市
海抜 AMSL		569 ft (173 m)
位置		北緯43度40分38秒西経79度37分50秒
滑走路
方向	全長		表面
方向	ft	m	表面
05/23	11,120	3,389	舗装
15L/33R	11,050	3,368	舗装
06L/24R	9,697	2,956	舗装
15R/33L	9,088	2,770	舗装
06R/24L	9,000	2,743	舗装
統計 (2004)
乗降客数		28,615,709人
離着陸回数		404,717回

トロント・ピアソン国際空港（ -こくさいくうこう、英：Toronto Pearson International Airport）、トロント市の西のカナダ・オンタリオ州・ミシサガ市西北部に位置する。同空港はカナダ国内で最大の国際空港である。2005年、2,990万人以上の乗降客を扱い、世界で利用客の多い空港のトップ30の29番目に位置する。1984年に、トロント出身でカナダの第14代首相レスター・B・ピアソン（Lester B. Pearson）にちなんで名称変更をする。エア・カナダやウエストジェット航空がハブ空港としている。

[編集] 歴史

1939年に開港し、マルトン空港（Malton Airport）と呼ばれる。1960年にトロント国際空港に、そして、その後1984年にレスター・B・ピアソン国際空港へと名称が変更される。

1999年にGTAAの空港基本計画を発表され、旧ターミナル1を取り壊し、新ターミナル1を建設することになる。

2006年の終わり、旧ターミナル1に続いてターミナル2が2007年 1月29日に閉鎖となり取り壊されることが発表された。

2015年にはターミナル1とターミナル3で年間5,000万人の利用客を見込んでおり、2020年にはターミナル3をも取り壊し、新ターミナル1がすべて完成すれば、1つのターミナルで年間6,500万人以上の利用が可能となる見込み。

[編集] 事故

2005年 8月2日、現地時間の午後4時過ぎに激しいサンダーストームの中、パリ発のエールフランス航空358便のエアバス A340が着陸後、オーバーランのためエトビコ入江（川）に突っ込み、炎上する事故が起きたが奇跡的にも死者は出なかった。

[編集] ターミナルと航空会社

新ターミナル1の建物内

トロント・ピアソン空港は現在3つのターミナルがあり、ターミナル1、ターミナル2、ターミナル3とある。このターミナル1は2004年 4月6日にオープンしたもので、エア・カナダが主要な航空会社として入っている。新ターミナル1の一部分として、新ターミナル1より少し離れた場所にインフィールド・ターミナル（IFT）が別に建設され、これは主にエア・カナダを始めとしたスターアライアンスの航空会社が利用している。

[編集] マルトン空港ターミナル

1938年に建設され、1949年には年間40万人の利用客があった。その後、1960年代に旧ターミナル1を建設するために取り壊されることとなった。

[編集] 旧ターミナル1

1964年にオープンした旧ターミナル1は、新ターミナル1建設のために基本計画に基づいて2004年に取り壊された。

[編集] インフィールド・ターミナル（IFT）

[編集] 新ターミナル1

エア・カナダ（国内線/国際線）（アンティグア・バーブーダ、アルバ、北京、バミューダ、ボゴタ、ボストン、ブリッジタウン、ブエノスアイレス、カルガリー、カンクン、カヨ・ココ（キューバ）、カヨ・ラルゴ・デル・スル、シャーロットタウン、コスメル、デリー、エドモントン、フランクフルト、フレデリクトン、グランドケイマン、ハリファックス、ハバナ、オルギン、香港、ケロウナ、キングストン、ラ・ロマーナ、リマ、ロンドンヒースロー、メキシコシティ、モンクトン、モンテゴベイ、モントリオール、ミュンヘン、ナッソー、オタワ、パリシャルルドゴール、プロビデンシャルズ、プエルト・プラータ、プエルト・バジャルタ、プンタ・カーナ、ケベック・シティー、レジャイナ、セント・ジョン、サンノゼ、サンファン、サンチアゴ、サンパウロ、サスカトゥーン、セント・ジョンズ、セントルシア、セント・マーチン、テルアビブ、サンダーベイ、東京成田、バンクーバー、バラデロ、ビクトリア、ウィニペグ）
エア・カナダJazz （国内線）（キングストン、ロンドン、ノースベイ、ケベック・シティ、スー・セント・マリー、サドバリー、ティミンズ、ウィンザー、ウィニペグ）
エア・ジャマイカ（キングストン、モンテゴベイ）
アリタリア航空（ミラノ/マルペンサ）
アシアナ航空（バンクーバー経由ソウル）
オーストリア航空（ウィーン）
Bmi ブリティッシュ・ミッドランド航空（ロンドン/ヒースロー）
ルフトハンザ航空（フランクフルト）
メキシカーナ航空（メキシコシティ）

[編集] ターミナル2（2007年1月29日に閉鎖予定）

ターミナル2に乗り入れているフライトは閉鎖後、すべてターミナル1へ移行される予定。

エア・カナダ（米国線）（ボストン、シカゴ/オヘア、デンバー、フォートローダーデール、フォートマイヤーズ、カンザスシティ、ラスベガス、ロサンゼルス、マイアミ、ミネアポリス=セントポール、ナッシュビル、ニューオーリンズ、ニューヨークラガーディア、ニューアーク、オーランド、フィラデルフィア、フェニックス、 Raleigh-Durham、サンフランシスコ、シアトル、セントルイス、タンパ、ワシントンナショナル、 West Palm Beach）
エア・カナダJazz （米国線）（オールバニ、アトランタ、ボストン、 Charlotte、クリーブランド、コロンバス、ダラス=フォートワース、デトロイト、ハリスバーグ、ハートフォード、ヒューストン国際、インディアナポリス、マンチェスター（NH）、ミルウォーキー、ニューオーリンズ、ピッツバーグ、プロビデンス、 Raleigh-Durham）
Air Wisconsin dba ユナイテッド・エキスプレス（ワシントンダレス）
ユナイテッド航空（シカゴ）

[編集] ターミナル3

アエロフロート（モスクワ）
アエロスヴィート航空（キエフ）
エールフランス（パリシャルルドゴール）
エア・トランサット（アカプルコ、アムステルダム、アテネ、ベルファスト、バーミンガム、カンクン、 Cayo Coco、ダブリン、エジンバラ、 Exeter、 Faro、フランクフルト、 Ft. Lauderdale、グラスゴー、ハンブルグ、オルギン、イスタパ/Zihuatanejo、 La Romana、ラスベガス、リスボン、ロンドンガトウィック、リヨン、マンチェスター、マルセイユ、モントリオール、ミュンヘン、ニューキャッスル、オーランド、パナマシティ、パリシャルルドゴール、 Ponta Delgada、 Porlamar、 Porto、プエルト・プラータ、プエルト・バジャルタ、 Punta Cana、 St. Maarten、 San Andres、サンノゼ、 Shannon、トゥールーズ、 Varadero）
アメリカウエスト航空（ラスベガス、フェニックス）
アメリカン航空（シカゴ/オヘア、ダラス=フォートワース、ロサンゼルス、マイアミ、ニューヨークラガーディア）
アメリカン・イーグル（ボストン、ニューヨークケネディ、ニューヨークラガーディア）
アトランティック・サウスイースト航空 dba デルタ・コネクション（アトランタ、シンシナティ、ニューヨークケネディ）
英国航空（ロンドンヒースロー）
BWIA West Indies （アンティグア、 Port of Spain、トバゴ）
キャンジェット航空（カルガリー、ハリファックス、モンクトン、ニューヨークラガーディア、 Sarasota、セント・ジョンズ、バンクーバー）
キャセイ・パシフィック航空（アンカレッジ経由香港）
Comair dba デルタ航空（アトランタ、シンシナティ）
コンチネンタル航空（ニューアーク）
コンチネンタル・エキスプレス（クリーブランド、ヒューストン国際、ニューアーク）
Cubana Airlines （Cienfuegos、カマグエイ、ハバナ、オルギン、 Varadero）
チェコ航空（モントリオール経由プラハ）
デルタ航空（アトランタ）
エル・アル航空（ロサンゼルス、テルアビブ）
フィンランド航空（ヘルシンキ）
TACA航空（サンサルバドル）
ハーモニー航空（バンクーバー）
ケローナ・フライトクラフト（チャーター）
KLMオランダ航空（アムステルダム）
大韓航空（ソフルイチョン）
LOTポーランド航空（ワルシャワ）
LTU International （デュッセルドルフ）
マレヴ・ハンガリアン航空（ブダペスト）
エチオピア航空（アジスアベバ）
ミッドウエスト・コネクション dba ミッドウエスト・エキスプレス（ミルウォーキー）
ノースウエスト航空（デトロイト、メンフィス、ミルウォーキー、ミネアポリス=セントポール）
オリンピック航空（successor of Olympic Airways）（モントリオール経由アテネ）
パキスタン国際航空（マンチェスター経由イスラマバード/カラチ）
ピナクル航空 dba ノースウエスト・エキスプレス（メンフィス、ミネアポリス=セントポール）
SATA International （Faro、リスボン、 Porto、 Porto Delgada）
スカイサービス（チャーター）
トーマスクック航空 dba Condor （フランクフルト）
USエアウェイズ（Charlotte、フィラデルフィア）
USエアウェイズ・エキスプレス（Charlotte、フィラデルフィア、ピッツバーグ、ワシントンレーガン）
ズーム航空（カーディフ、グラスゴー、ロンドンガトウィック、マンチェスター、モントリオール、パリシャルルドゴール）
ウエストジェット航空（アボッツフォード、カルガリー、エドモントン、フォートローダーデール、ハリファックス、ケロウナ、モンクトン、モントリオール、オーランド、オタワ、サスカトゥーン、セント・ジョンズ、タンパ、バンクーバー、ビクトリア、ウィニペグ）

に加えて、多くの貨物航空会社がこの空港に就航する。

[編集] 航空管制

種類	周波数	運用時間（JST）
CLR	121.3MHz	3:00-13:00
GND	118MHz,119.1MHz,121.65MHz 121.9MHz,275.8MHz
TWR	118.35MHz,118.7MHz,236.6MHz
APP	124.475MHz,125.4MHz,132.8MHz 358.1MHz
DEP	127.575MHz,128.8MHz,363.8MHz
APN ADVSY	122.075MHz,122.275MHz,122.825MHz 122.875MHz
VFR ADVSY	119.3MHz,133.4MHz,253.1MHz
RDO	126.7MHz
ATIS	120.825MHz