トニー・ソレイタ
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トニー・ソレイタ(Tolia Solaita,1947年1月15日-1990年2月10日)は、日本ハムで4番打者として活躍したプロ野球選手で、左投左打・背番号39・アメリカ領サモア出身。
なぜか、過去の選手名鑑には、ソロモン諸島やサモア出身の記述がある。
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[編集] 来歴・人物
1980年に入団。1年目は打率が2割台と低迷するものの45本塁打を放ち、数々の日本記録を残した。
翌年の1981年に44本塁打・108打点と二冠に輝き、チーム19年ぶりのリーグ優勝の立役者となったが惜しくもMVPは逃した。1982年には指名打者としてベストナインを受賞。
1983年に4年連続30本塁打以上を記録。その年限りで退団し現役を引退。故郷アメリカ領サモアへ帰国した。
1990年2月10日、土地取引のトラブルに巻き込まれ路上で射殺された。享年43。
[編集] 日本での通算成績
- 510試合 1786打数 479安打 155本塁打 371打点 打率.268
[編集] タイトル・表彰
- 二冠王
- 1回(1981年)
- 1回(1981年)
- 1回(1981年)
- 1回(1981年)
- 1回(1982年)
- オールスター出場
- 1回(1981年)
[編集] 記録
- 1試合4本塁打
- 1980年4月20日(王貞治以来の快挙で、パリーグでは初)
- 1シーズンで4打数連続本塁打を2度記録
- 1980年9月4日、5日(日本新記録)
- 1試合5三振
- 1980年7月4日(日本タイ記録)
[編集] 背番号
- 39(1980年~1983年)
[編集] 愛称
- サモアの怪人