チタニア
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発見 | |||||||
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発見者 | ウィリアム・ハーシェル | ||||||
発見年 | 1787年1月11日 | ||||||
軌道の性質 | |||||||
平均直径 | 463,300 km | ||||||
離心率 | 0.0017 | ||||||
公転周期 | 8.71 日 | ||||||
軌道傾斜角 | 0.08° | ||||||
母惑星 | 天王星 | ||||||
物理的性質 | |||||||
赤道直径 | 1,577.8 km | ||||||
表面積 | 7,800,000 km2 | ||||||
質量 | 3.526×1021 kg | ||||||
平均密度 | 1.71 g/cm3 | ||||||
表面重力 | 0.387 m/s2 | ||||||
脱出速度 | ? km/s | ||||||
自転周期 | 8.71 日 | ||||||
赤道傾斜角 | ?° | ||||||
反射能 | 0.028 | ||||||
表面温度 |
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大気の性質 | |||||||
大気圧 | 0 kPa |
チタニア(Titania、タイタニア、ティターニアとも)は、天王星で最も大きい衛星である。チタニアは1787年1月11日にウィリアム・ハーシェルによって発見された。
ロザリンドという名前は、1852年に発見者ウィリアム・ハーシェルの息子ジョン・ハーシェルが、同じく天王星の衛星アリエルとウンブリエルを発見したウィリアム・ラッセルの要請を受けて提案したことが知られている。
天王星の全ての衛星は、ウィリアム・シェイクスピアもしくはアレクサンダー・ポープの作品にちなんで名づけられている。チタニアは、ウィリアム・シェークスピアの戯曲『夏の夜の夢』に登場するオベロンの妃であり妖精の女王の名にちなんで付けられた。
[編集] 物理的性質
チタニアは、約50%が氷、30%が珪酸塩岩、20%がメチル基を持つ有機化合物によって構成されている。表面には巨大な渓谷が走っている。その規模は地球のグランド・キャニオンより大きく、火星のマリネリス峡谷や土星の衛星テチスのイタカ峡谷と同規模である。
[編集] 関連項目
編集 天王星の衛星 |
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