シャ乱Q
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| シャ乱Q (SHARAM Q) |
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|---|---|
| 出身地 | 日本 |
| 活動期間 | 1988年～2000年、2006年～ |
| ジャンル | J-POP J-ROCK |
| レーベル | BMGジャパン (1992年～2000年) zetima (2006年～) |
| メンバー | つんく Vo. はたけ G. まこと Dr. たいせい Key. |
| 旧メンバー | しゅう B. (1988年～1998年) |
シャ乱Q（シャらんキュー）は、大阪出身のバンド。アップフロントエージェンシー所属。
目次 |
[編集] メンバー
[編集] 来歴
1988年12月結成。「シャ乱Q」の名前は、メンバーが所属していたアマチュアバンドの名前「シャッターズ」（しゅう、まことが所属）「乱」（つんく、しゅう、たいせーが所属）「Q（キューピー）」（はたけが所属）を寄せ集めたもの。当初は「シャ乱P」というネーミングにする予定だったが、当時活躍していた女性お笑いコンビ「おきゃんぴー」を連想させる、として最終的に「シャ乱Q」となった。
1991年にNHK「BSヤングバトル」第2回グランプリを受賞したことが契機となり、1992年にメジャーデビュー。このとき所属事務所を巡って多くの芸能事務所が争奪戦を繰り広げたが、最終的にアップフロントエージェンシーが選ばれた。後につんくが語ったところによると、この選択の際には「KAN（1991年の日本レコード大賞受賞者）が所属している」ことが決め手となったという。
どこか懐かしい昭和歌謡曲のテイストを持った楽曲を持ち味とする。デビュー後長らく低迷期が続いたが、1994年に発売した「上・京・物・語」がヒット。その後発売された「シングルベッド」、「ズルい女」が爆発的にヒットし、ブレイク。「浜田雅功に頭をどつかれると売れる法則」をつんくが提唱した。1995年から3年連続紅白歌合戦に出場するなど、当時のトップバンドに君臨。シャ乱Qの後にブレイクしたウルフルズらと、関西発のバンドの第一人者となった。
派手な衣装が話題となったが1996年10月にそのステージ衣装が盗難に遭う。被害総額は2500万円相当。
1997年には、メンバーのしゅう、たいせー、まことによるユニット「スーパー!?テンションズ」の結成、映画「シャ乱Qの演歌の花道」の公開などなど、活動も順調だったが、1998年12月、しゅうの未成年女性への暴行が発覚し、脱退。バンドも1年間活動を自粛した。
2000年12月1日、NHKホールにて行われた「デジタルドリームライブ」にて、「休憩」と称しバンド活動無期限休止を発表した。その後、つんくはハロープロジェクトのプロデュース活動やソロ歌手として、はたけはギタリストとして、まことはタレントとして、などそれぞれソロ活動を行っていた。
2005年12月24日、サンシャインシティプリンスホテルで行われた「05' つんく♂クリスマスディナーショー」にて、つんくから、「秋頃に再始動」と称しバンド活動再開が発表された。事務所の先輩である堀内孝雄から促され、メンバーや関係者との話し合いをもって決意したという。とはいえ、2006年4月2日、エプソン品川アクアスタジアムにて行われたイルカショーにて、同施設の1周年のお祝いにメンバー全員が集結した。記者会見を開き、シャ乱Qの活動再開の発表に加えて、たいせーが『たいせい』に改名することを発表し、他のメンバーを驚かせた。4月3日放送の「HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP」にて、活動休止後初のテレビ出演を果たした。
なお、活動休止前までの所属レコード会社は『BMG JAPAN（旧ＢＭＧビクター）』だったが活動再開後所属事務所『アップフロントエージェンシー』の関連会社『アップフロントワークス（Ｚｅｔｉｍａ）に移籍した。ファンの間からは、しゅうが戻ることを祈っている人が多い。
[編集] 獲得音楽賞
- 第2回NHK-BSヤングバトル全国大会 グランプリ（ラーメン大好き小池さんの唄）
- 第28回全日本有線放送大賞グランプリ（ズルい女）
- 第29回全日本有線放送大賞グランプリ（涙の影）
- 第37回日本レコード大賞優秀作品賞＆編曲賞（ズルい女）
- 第38回日本レコード大賞優秀作品賞＆編曲賞（いいわけ）
[編集] 代表曲
- シングル･ベッド（1994年10月21日発売）
- テレビアニメ「D・N・A? ～何処かで失くしたあいつのアイツ～」のエンディングテーマに起用された。ズルい女のヒットとともに上昇。（つんく♂によると、「発売当初はまったく売れず、翌年に他の曲が売れてから売れ出した」とのこと。）最高は9位だが、一年間チャートに居座り、120万枚以上を売り上げる（なお、この時同アニメのオープニングテーマがL'Arc～en～Cielの最初のシングル「Blurry Eyes」であった）後にチビつんくがこの曲をカバーしている。（作詞:つんく 作曲:はたけ）
- ズルい女（1995年5月3日発売）
- 累計で145万枚以上を売り上げ、シャ乱Q最大のヒット曲となった。(作詞･作曲:つんく)後に、ココナッツ娘。が英語でカバーしたり（1999年8月25日リリースの『DANCE＆CHANCE』のカップリングに含まれていた曲）、チビつんくもデビュー曲としてカバーしたりしている。
- いいわけ（ 1996年4月24日発売）
- テレビドラマ「Age,35 恋しくて」の主題歌、カップリングの『こんなにあなたを愛しているのに』も同番組の挿入歌に起用され、99万枚以上を売り上げる大ヒット曲となり、ベストアルバムをヒットさせるに至った。(「いいわけ」…作詞･作曲:つんく、「こんなにあなたを愛しているのに」…作詞:まこと 作曲:はたけ)
- 涙の影（1996年7月24日発売）
- フジテレビ系「HEY!HEY!HEY!」エンディングテーマで、全シングルで唯一のオリコンシングルチャート1位を獲得している。この曲は、ズルい女やいいわけなどのアップテンポではなく、シングル･ベッドのようなスローでバラード系になっている。PVのヘリコプターロケは無許可のため早く済まそうとしたせいか１回で成功し、警察に注意される（作詞：つんく 作曲：はたけ）
- パワーソング（1997年8月21日発売）
- シャ乱Q主演映画「シャ乱Qの演歌の花道」主題歌。同年、3回目の出演となる紅白歌合戦でも歌われた。つんく曰く、今までバンドを応援してきてくれたファンへの感謝ソングということである。（作詞･作曲:つんく）
[編集] ディスコグラフィー
[編集] シングル
- 18ヶ月 1992/7/22 作詞:つんく 作曲:つんく、はたけ 編曲:シャ乱Q、白井良明
- とってもメリーゴーランド 1993/2/24 作詞・作曲:つんく 編曲:シャ乱Q
- 友達はいますか 1993/5/8 作詞:つんく 作曲:しゅう、つんく 編曲:シャ乱Q テレビ東京系「スーパーマリオクラブ」オープニングテーマ
- 上・京・物・語 1994/1/21 作詞:まこと 作曲:はたけ 編曲:シャ乱Q、鳥山雄司 テレビ東京系「浅草橋ヤング洋品店」エンディングテーマ
- 恋をするだけ無駄なんて 1994/7/27 作詞:つんく、まこと 作曲:はたけ 編曲:シャ乱Q、鳥山雄司 テレビ東京系「浅草橋ヤング洋品店」エンディングテーマ
- シングル・ベッド 1994/10/21 作詞:つんく 作曲:はたけ 編曲:シャ乱Q、鳥山雄司 日本テレビ系「D・N・A2」主題歌
- ズルい女 1995/5/3 作詞・作曲:つんく 編曲:シャ乱Q フジテレビ系「シブヤ系うらりんご」エンディングテーマ
- 空を見なよ 1995/8/23 作詞:まこと 作曲:はたけ 編曲:シャ乱Q NTV系「劇空間プロ野球'95」下半期テーマ
- My Babe 君が眠るまで 1995/10/21 作詞・作曲:つんく 編曲:シャ乱Q テレビ東京系「ニュースモーニングJAM」エンディングテーマ
- いいわけ 1996/4/24 作詞・作曲:つんく 編曲:シャ乱Q フジテレビ系「Age,35 恋しくて」主題歌
- 涙の影 1996/7/24 作詞:つんく 作曲:はたけ 編曲:シャ乱Q フジテレビ系「HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP」エンディングテーマ
- NICE BOY! 1996/11/14 作詞・作曲:つんく 編曲:シャ乱Q
- そんなもんだろう 1997/4/16 作詞:つんく 作曲:はたけ 編曲:シャ乱Q 「サントリー・スターズ」CMソング
- パワーソング 1997/8/21 作詞・作曲:つんく 編曲:シャ乱Q 映画「シャ乱Qの演歌の花道」主題歌
- 都会のメロディー 1998/2/18 作詞・作曲:つんく 編曲:シャ乱Q TBSラジオ系「大槻ケンヂとタマゴのキミっ」エンディングテーマ
- ためいき 1998/5/13 作詞・作曲:つんく 編曲:シャ乱Q テレビ朝日系「羅刹の家」主題歌
- 愛 Just on my Love 1998/10/7 作詞・作曲:つんく 編曲:前嶋康明、シャ乱Q テレビアニメ「魔術士オーフェン」オープニング主題歌。
- 君は魔術士? 1999/2/17 作詞:つんく 作曲:はたけ 編曲:シャ乱Q 「魔術士オーフェン」オープニング主題歌。
- 新・ラーメン大好き小池さんの唄 2000/3/23 作詞:つんく 作曲:シャ乱Q 編曲:ダンス☆マン
- 歩いてる 2006/11/29 作詞･作曲:つんく 編曲:MOTO★G3、月光恵亮
[編集] アルバム
- 炸裂!へなちょこパンチ 1992/9/23
- 売れっ子への道 渋滞中 1993/3/24
- ロスタイム 1994/2/23
- 劣等感 1994/11/2
- 勝負師 1995/11/22
- シングルベスト10★おまけつき★ 1996/6/29
- GOLDEN Q 1996/12/18
- 孤独 1998/3/25
- ベストアルバム おまけつき '96～'99 1999/3/25
- BEST OF HISTORY 2001/4/4
