ゴールドプラン
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ゴールドプランとは、ソフトバンクモバイルが提供する携帯電話の料金プラン。2006年10月26日より提供開始。携帯電話番号ポータビリティの導入前日の10月23日にオレンジ/ブループランと共に発表された。さらに、2007年1月15日までのキャンペーン期間中に加入すると基本料がずっと70%引きなどになる「予想外割」が利用可能。
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[編集] 概要
日本の携帯電話業界唯一の同一ブランド携帯間の音声通話定額プラン。 ただし、時間制限があり、通話トラフィックの集中する21時~1時は、月200分までのソフトバンク携帯への通話が無料となる。それ以外の時間帯は、時間制限無くソフトバンク携帯への無料通話が可能。
- 基本料は現在(2006年12月)月額2880円(キャンペーン価格。本来の9600円の70%割引で2007年1月15日にキャンペーン終了予定、有料オプションを外した時)でソフトバンク携帯同士の通話料及びメール利用が無料となっている。ただしキャンペーン期間の2007年1月15日までに加入した場合は、以後もこの月額9600円の70%割引に当たる月額2880円でずっと提供するが、それ以降の取り扱いについては決まっていない。(一部のマスコミでは1月15日のキャンペーン終了に伴い最初からの70%割引は継続しない方向を固めたと報道された。基本料は契約年数と共に割引率が上がっていき、最終的に11年目で70%割引となる予定)
- SoftBank 3G機種で新スーパーボーナスへの加入が必須であるが、2006年12月21日より、この条件は撤廃される予定である。
- ソフトバンク携帯以外との通話料及びメール通信料、国際ローミング中の通話料及びメール通信料については、別途料金が掛かる。
他社携帯電話・固定電話宛ての通話料は、他社のSSプランと同等の21円/30秒(消費税込み、以下同様)となる。 - 21時~1時(25:00)の時間帯(4時間)のソフトバンク携帯電話同士の通話については、1カ月の累計通話時間が200分を超えると21円/30秒となる。
- ※当該時間帯は公式ホームページでは「21:00~24:00台」と表記されている。24:00台は一般的には24:59までと解釈されるが、24:00までとの誤解を生みやすいため、ここでは「21時~1時」の表記とした。
- テレビ電話機能の通話料は、ソフトバンク携帯・他社携帯を問わず、通話料金の1.8倍相当。
- マスコミでは、このプランが取り上げられることが多いが、ソフトバンク携帯同士の通話がそれほど多くない利用者等は、オレンジ/ブループラン(特に「オレンジプラン(X)」)にした方が安くなることも多い。ソフトバンクモバイルは、ソフトバンク携帯にかける通話が1日3分以上のときはゴールドプラン、それ以外はオレンジ/ブループランにすることを推奨している。
[編集] その他
- このプランの定額通話などを「0円」と広告で大きく表示し、注意事項(時間帯制限など)を非常に小さく表示していたことを他社が問題あるとして取り上げ、これに対して同社からは法律上問題ないとしていた。しかし、公正取引委員会の立ち入り調査により、広告に不適切な表現があるということで警告を受けた。事態を受けたソフトバンクは、各広告の0円表示をはずしたり注意書きを大きめに表示したりなど対応している。
- キャンペーンで70%引となっている2880円という金額に対し、同様のキャリア内通話定額をサービスしているウィルコムの通話定額料は2900円である。なお、ソフトバンクモバイルは、PHSとは別世界であるといっている。