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クロスボーン・ガンダム - Wikipedia

クロスボーン・ガンダム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

クロスボーン・ガンダムとは、漫画「機動戦士クロスボーン・ガンダム」に登場した架空の兵器(モビルスーツ)の名前である。


注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。


目次

[編集] クロスボーン・ガンダムX1

クロスボーン・ガンダムX1はクロスボーン・ガンダムシリーズ1番機で、型式番号は「XM-X1」となっているが、開発がサナリィであることを偽装するために付けられた番号であり、正しい形式名は「F97」である。これは他のクロスボーン・ガンダムシリーズも同じ。パイロットはキンケドゥ・ナウシーブック・アノー)。

[編集] 機体概要

機体諸元
クロスボーン・ガンダムX1
型式番号 XM-X1
(上記は偽装されたもの。本来の型式番号はF97)
所属 クロスボーン・バンガード
建造 海軍戦略研究所 (SNRI)
生産形態 試作機
頭頂高 15.9m
本体重量 9.5t
全備重量 24.8t
ジェネレーター出力 5,280kw
スラスター総推力 25,000kg×4
(最大30,000kg×4)
装甲材質 不明
武装 (X1) バルカン砲×2
ビームサーベル×2
(ビームガン×2)
ヒートダガー×2
シザーアンカー×2
ザンバスター(ビームザンバーとバスターガンに分離可能 ・グレネードランチャーの発射も可能)
ブランドマーカー兼ビームシールド×2
主な搭乗者 キンケドゥ・ナウ(X1、X1改)
トビア・アロナクス(X1改・改、X1パッチワーク)


本機は木星圏での運用を念頭に置いた開発がなされている。事実上地球圏ではじめて開発された外惑星用の機体と言ってもよいだろう。そのため大出力の推進器が必要となったが、従来の機体各部に姿勢制御用のバーニアを配置する設計思想では機体の大型化を招くため、背部に大型の可動式スラスターを配置して必要に応じて推進する方向を変更することで姿勢制御をする設計が採用された(もっとも、デザイナーのカトキハジメ本人も認めているように、これが海賊旗などに見られる交差した骨をイメージしたデザインであることは明白である)。この可動スラスターは、元々はブッホの技術である「シェルフ・ノズル」や「フィン・ノズル」を発展させたものであり、このことからF97の開発において、サナリィとブッホとの間で技術交流があった事を示していると言える。また、頭部の骸骨も開発元を隠すための偽装であり、実戦テストのため、X2と共に秘密裏に新生クロスボーン・バンガードに供与された。

また、ガンダムF91では採用されなかったコアブロック・システムを採用している。しかし、RX-78-2 ガンダムΖΖガンダムなどに見られる機体が3つのパーツに分かれるというものではなく、クラスターガンダム(F90IIIY)で採用された、背面からのドッキング方式を採用している。 前述の可動式スラスターは、ガンダムのメインスラスターであると同時にコア・ファイターのスラスターも兼ねる構造となっているため、コアファイター自体の運動性もかなり高い。

本機の武装は以下の通り。

  • ザンバスター×1(バスターガン×1、ビームザンバー×1)
ビームピストル・バスターガン、粒子加速式ビームサーベル・ビームザンバーの2種類の武器に分離する特殊武器。
結合時はビームライフルとして機能する他、先込め単発式のグレネードランチャーとしての機能も持ち、通常弾の他小型核弾頭の射出も可能。
通常、腰部両側面のウェポンマウントに分離状態で装備されている(右側にバスターガン、左側にビームザンバー)
  • ビームサーベル(ビームガン)×2
コアファイターの機首部ビームガンを、そのままビームサーベルとして使用している。
本機の手に持たせる事でビームサーベルとして機能するが、装備状態のままビームガンとして使用する事も可能である。
左右肩部(コクピット上部両側面)に各一基ずつ、合計二基が装備されている。
4本のスリットから発振されるビームで四角錐状のビーム刃を形成するビーム発振器。
通常、ビーム発振部を拳の前に回し、メリケンサックのように敵をそのまま殴りつける攻撃方法が採られるが、発振部を定位置に固定したまま、裏拳のような攻撃を行う事もできる。
また、ビームの展開方法を変更する事で、ビームシールドとしても使用できる。
両腕前腕上部上面に各一基ずつ、合計二基が装備されている。
  • シザー・アンカー×2
左右腰部前面のアーマーがそれぞれ変形し、敵を捕獲・拘束するシザース(ハサミ)となる。
また、基部にはチェーン及びウィンチが装備されており、シザースを射出する事で離れた場所の敵に対しても使用可能。
  • ヒートダガー×2
スラスターの余熱で、刃を白熱化させた小型の実体剣。
両脚内部に各一本ずつ、合計二本が装備されている。
使用時は人間で言うところのふくらはぎの部分から取り出すが、緊急時には足の裏から高速で射出する事もできる。
  • バルカン砲×2
両側頭部に各一門ずつ、合計二門が装備されている。
  • ABCマント
特殊防御兵装として、耐ビームコーティングマント(通称ABCマント=Anti Beam Coating Mantle)を装備することもできる。
ABCマントを装備時にX字スラスターはマントの中に折りたたまれた状態で収納されている。

X1もガンダムF91同様にフェイスカバーを解放した強制排熱が行われる。これは本機が接近戦に特化したMSの中でも、殴る蹴るといったインファイトを重視した仕様の為に、機体自体の運動量が他機に比べて圧倒的に多い。しかし被弾係数を少しでも下げる為か胸部排熱ダクトの面積がかなり抑えられている。その為にF91はおろか通常機に比べても機体温度が加熱しやすい為(これは本機の特殊性故胸部装甲を厚めに設定している事も一因)、一度の戦闘において頻繁に行われる。従ってF91の様な最大出力稼動時のみ行われるわけではない。また質量を持った残像が残る、いわゆるMEPEと呼ばれる現象を引き起こすかどうかは確認されていない。作中では連邦軍のF91パイロット、ハリソン大尉と対決している時にこの強制排熱が起き、何体ものX1が描かれているが、ハリソンの台詞などにも残像については触れられていないので、これはMEPEではなく単なる高速移動の漫画的表現と見るべきであろう。恐らくは、ハリソン機同様に最大出力稼働時の排熱能力の強化とバイオコンピューターの改良によって、MEPEを起こさなくなったものだと考えられる。

[編集] 劇中の活躍

本機は新生クロスボーン・バンガードの主力として運用され、シーブック改めキンケドゥをパイロットに木星帝国との戦いに投入される。

死の旋風隊との戦闘の後改修され、木星帝国側に寝返ったザビーネ・シャルのクロスボーン・ガンダムX2と交戦。本機はコクピットブロックを貫かれ、大気圏へと落下する。

しかし、奇跡的に復活し、地球圏での木星帝国との最終決戦に投入される(大気圏突入の際、ブランド・マーカー(ビームシールド)を用いて大気圏に突入し、史上初めてビームシールドによる大気圏の突入を果たしたMSとなった)。戦後はトビアとベルナデットに渡され、コロニー間に争いが起きたり、合法的手段で解決できない問題が発生した際に姿を見せて戦う。その姿から「スカルハート」という通称で呼ばれ、コロニー市民や連邦軍に知られることとなる。

[編集] バリエーション

[編集] クロスボーン・ガンダムX1改

シザー・アンカーの代わりにスクリュー・ウェッブを2本装備する。

これはドリル状の先端を高速回転させる事で貫通能力を高めた鞭であり、死の旋風隊所属のモビルスーツクァバーゼの武器、スネークハンドに対抗するため、マザー・バンガードの技師長によって考案・作成された。接近戦における武器のリーチが足りないなら、よりリーチが長い武器を装備すればいいという発想である。

[編集] クロスボーン・ガンダムX1改・改(スカルハート)

木星戦役後、シーブックからトビアへ譲り渡されたX1。胸部のクロスボーン・バンガードの紋章は消され、X3と同様のドクロのレリーフが付けられた(ガトリング砲は装備されていない)。更に前腰部右アーマーにシザー・アンカーを、後腰部左側にスクリュー・ウェッブを装備した(要するにX1とX1・改の中間になった)。また、「最終兵士」では、ピーコックスマッシャーと呼ばれる9方向への発射が可能なビーム砲を装備した。なお、この武装は何発か撃つと完全にエネルギー切れになり、パーツ毎交換する必要がある。

スカルハートというのは胸にドクロのレリーフをつけたガンダムを見た民間人が誰ともなしに呼んだ通称。合法的手段では解決できない問題がコロニー間に発生した際、どこからともなく現れ戦う。普段は上半身に外装をかぶせて、ブラッククロー運送所属の作業用MSに偽装されている。
余談であるが、マスターグレードクロスボーンガンダムX1Ver.ka説明書において、スクリュー・ウェッブ付きリアアーマーをX1改、X1改・改共に左右とも通常のものに交換するように指示されているという説明ミスがある。本来は、上記のようにスクリュー・ウェッブ付きアーマーはX1改・改は左側のみである。

[編集] クロスボーン・ガンダムX1パッチワーク

月面での戦闘により中破したX1をX3の予備パーツで修理・改修した機体。破壊された両腕部と胸部をX3の物に交換しており、ビームシールド及びブランドマーカーは使用できなくなった代わりにIフィールドが使用可能になり、胸部のガトリング砲も使えるため戦力的には向上している。カラーリングと頭部を除けばほぼX3といっても過言ではない。なお機体名は「つぎはぎだから」という事らしい。

[編集] クロスボーン・ガンダムX1フルアーマー

非公式ではあるが、『機動戦士クロスボーン・ガンダム』の漫画執筆者である長谷川裕一の設定したX1フルアーマーバージョンも存在する。X1改・改のフルアーマー化で、左右の肩にジェネレーター付きアーマーを装備し、右手にはサーベル兼ビーム砲のムラマサ・ハイバスター、左手にはパイルバンカー付シールド、膝にも同様の近接武器を、頭部と胸に増設バルカン砲を装備し、後部アーマーにプロペラントタンクを装着している。装着したパーツを使い切ったものから次々と切り離し、本体を破損・消耗させないまま敵陣に突入させるというプランに基き製作されている。サナリィの正規品ではなく、メカニックに転向したウモン・サモンを中心とするメカニック達がでっち上げた寄せ集め品だと思われる。このバージョンは、同人誌「大外伝・長谷川裕一ひとりスーパーロボット大戦」に登場する。

[編集] クロスボーン・ガンダムX1フル・クロス

フル・クロスと呼ばれる強化パーツを装着した形態。現時点では作中には登場していない為、その能力については不明だが、フルアーマー系のパーツと推測される。GUNDAM FIX FIGURATIONのクロスボーン・ガンダムX3の解説によると、「ABCマントの素材を積層させ成型したもので、補給が滞りがちな同装備をリサイクルし、かつ無駄なく活用するものである。一層あたりABCマントと同様の機能を持つため、耐ビーム能力が積層した枚数分向上している。」とある。(GUNDAM FIX FIGURATIONのクロスボーン・ガンダムX3はX1改・改への換装が可能)(デザインが公開された際に「鋼鉄の7人」に登場予定であると発表はなされている)
2007年1月にマスターグレードで既に発売されているX1のバリエーション機として、プラモデル化が決定した(このキットには専用頭部とフルクロスの追加だけではなくクロスボーン・ガンダムX1改・改(スカルハート)の武器であるピーコックスマッシャーと、クロスボーン・ガンダムX3の武器であるムラマサブラスターが付属する予定である)。

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[編集] クロスボーン・ガンダムX2

本機の型式番号はXM-X2となる。前述の通り、この型式番号は偽装である。正しい番号はX1の項を参照。パイロットはザビーネ・シャル

[編集] 機体概要

機体諸元
クロスボーン・ガンダムX2
型式番号 XM-X2
(上記は偽装されたもの。本来の型式番号はF97)
所属 クロスボーン・バンガード
建造 海軍戦略研究所 (SNRI)
生産形態 試作機
頭頂高 15.9m
本体重量 9.5t
全備重量 24.8t
ジェネレーター出力 5,280kw
スラスター総推力 25,000kg×4
(最大30,000kg×4)
装甲材質 不明
武装 (X1) バルカン砲×2
ビームサーベル×2
(ビームガン×2)
ヒートダガー×2
シザーアンカー×2
ザンバスター(ビームザンバーとバスターガンに分離可能 ・グレネードランチャーの発射も可能)
ブランドマーカー兼ビームシールド×2
ショットランサー
バスターランチャー
主な搭乗者
ザビーネ・シャル(X2、X2改)


基本性能はX1と全く同一である。違いは機体色がかつての「黒の部隊」同様黒であることとメインの武装がショットランサー、バスターランチャーとなっていること、頭部の仕様が若干異なり、ブレードアンテナの形状とフェイスマスクの形状が変更されていることである。 バスターランチャーに関してはバスターランチャーという名称以外は詳細が語られてはいないのだが、デザイン等からガンダムF90IIロングレンジタイプ用の武装であるロングレンジライフル(実弾とビームを選択して使用可能)と同一のものである可能性が極めて高い。

[編集] 劇中の活躍

本機はX1同様新生クロスボーン・バンガードの主力として活躍していたが、パイロットのザビーネベラ・ロナを女王としたコスモ貴族主義の復活を目論んでいたが、彼女に全くその気が無く、木星帝国打倒の為だけにクロスボーン・バンガードの名前とコスモ貴族主義を利用していた事に絶望し、機体共々木星帝国へ寝返り、以降木星帝国によって運用されている。

その後、木星帝国からトビアが脱出する際この機体のコア・ファイターを奪取していった為、本機に残されたデータを元に再現されたものの、未知の機体に苦心した事とサナリィとの技術力の差もあり、完全な再現は不可能だったらしく形状が多少異なっている。(主にスラスターが大型化しているが、性能は元の機体と同程度、と思っていい。)また、コア・ファイターによる脱出機能は失われてしまっている。X1・改を激闘の末、一瞬の隙を突き大気圏に叩き落とすなどの戦果を上げるが、最終決戦で奇跡の復活を遂げたX1・改とキンケドゥの前に完全に破壊される。

余談であるが、本機のデータを元に、クァバーゼ・アビジョ・トトゥガの能力を統合したものがアマクサだと思われる。

[編集] バリエーション

[編集] クロスボーン・ガンダムX2改

ジュピトリス9に捕らえられたトビアが、X2のコアファイターで脱出した為、コアファイターを失ったX2の本体に残されたデータと、外部から推測された戦闘データを基に、木星帝国の技術で欠落した部分を補い復元させた機体。だが、サナリィに比べ技術力が劣る為、背部スラスターも大型化し(推進力は変わらない)、コアブロックシステムも再現出来ず、脱出は不可能となっている。上記の様にパワーアップは出来なかったが、性能は元のX2とほぼ同程度と思われる。

このとき木星帝国側に渡ったクロスボーンガンダムのデータは、後にアマクサ量産型クァバーゼの開発などに援用されることとなる。

武装としてはバスターランチャーに似たような木星帝国版バスターランチャーが装備されている。

なお、X2が木星帝国に持ち込まれた際はABCマントを装備していたのだが、以後X2(改)がABCマントを装備する事はなかった。おそらくABCマントも研究に回されたものと考えられるが、コピーが作れなかったのかもしれない。SDガンダム GGENERATIONシリーズではX2とX2改の違いはコアファイターとABCマントの有無である(X2改の方がごく僅か攻撃力が高いが)。

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[編集] クロスボーン・ガンダムX3

本機の型式番号はXM-X3である。パイロットは主人公トビア・アロナクス

[編集] 機体概要

機体諸元
クロスボーン・ガンダムX3
型式番号 XM-X3
(上記は偽装されたもの。本来の型式番号はF97)
所属 クロスボーン・バンガード
建造 海軍戦略研究所 (SNRI)
生産形態 試作機
頭頂高 15.9m
本体重量 9.5t
全備重量 24.8t
ジェネレーター出力 5,280kw
スラスター総推力 25,000kg×4
(最大30,000kg×4)
装甲材質 不明
武装 (X1) バルカン砲×2
ビームサーベル×2
(ビームガン×2)
ヒートダガー×2
シザーアンカー×2
ザンバスター(ビームザンバーとバスターガンに分離可能 ・グレネードランチャーの発射も可能)
小型Iフィールド×2
ムラマサブラスター
オプション型ブランドマーカー兼ビームシールド
主な搭乗者 トビア・アロナクス


本機はX1、X2と比較して、構造的な違いはほとんどないが、武装面でいくつかの新技術が取り入れられており、実験機的な意味合いが色濃くなっている。
X1、X2との主な相違は以下の通り。

  • 胸部前面装甲の強化
  • 胸部前面にガトリング砲二門を追加装備
  • 専用特殊武装「ムラマサ・ブラスター」を追加装備
剣状の本体の外縁部に沿って、小型ビームサーベルを合計14基並べた上、本体内部にビームガンを仕込んだ、接近戦・射撃戦の双方に対応したマルチウェポン(ただし、本編では射撃に使用していない)。
特にビームサーベルとして使用した際の破壊力は絶大で、ビームシールドでの防御は不可能である(X3のIフィールドならば防御可能)。
また、外縁部ビームサーベルの発振を止め、ビームガンの砲口よりビーム発振をする事で、ロングビームサーベルとして使用する事もできる。
腰部右側面のウェポンマウントに装着されている。
トビアがX3を強奪した時に置いてあったのを掴んで戦場へ持ってきたものだが、当初はセーフティが解除されていなかったため、ビームが発振せず、そのままの状態で敵に叩きつけていた(SDガンダム GGENERATIONシリーズではビームを発振していない状態では「ムラマサ・ブラスター」、発振した状態を「B・ムラマサ・ブラスター」としている)。名前の由来は「妖刀村正」だろう。
クラスターガンダムメガビームバズーカの発展型武器である。
フィールドは手の平から発生されるため、ビームサーベルの白羽取りすら可能だった。
一基につき、Iフィールドを105秒の間継続して展開可能だが、その後は発生器の冷却のため、120秒間使用不能となる。
左右二基合わせて、計210秒間はビーム攻撃に対して完全に無敵となり得るが、展開可能時間と冷却時間に差があるため、結果として冷却終了までの15秒間(120秒-105秒=15秒)は、完全に無防備になると言う弱点が生まれてしまった。パイロットのトビアはこの事に関して「実験機だからって無責任なものを!」と発言している。
Iフィールド発生器の装備に伴い、ブランド・マーカー(=ビームシールド)は本機の基本装備から外された。
その結果本機は、X1、X2と比較して格闘攻撃力及び実体弾に対する防御能力が低下してしまっている。
オプションとしてのブランド・マーカー増設は可能であるが、増設用パーツとIフィールド発生器を内蔵した前腕部上面カバーとが互いに干渉し、カバーの開口が妨げられるため、再装備を施した側の腕のIフィールド発生器は稼動不可能になるものと思われる(ビームシールドIフィールドを同時使用した描写が本編にないため、詳細確認できず)。

ムラマサ・ブラスター、Iフィールドと言う最強の攻撃・防御能力を併せ持った本機は、まさしく同時代最強のモビルスーツと言っても過言ではない。
しかし、Iフィールド発生器にしろ、14基ものビームサーベルを一度に稼働させるムラマサ・ブラスターにしろ、エネルギー消費が激しい武装の並列装備は、本機の稼動時間の短縮をも招く事となった。
結果、本機はかつてのΖΖガンダムと同じく、長期戦には向かない短期決戦型の機体となってしまった(ただし、作中はそうした描写は描かれていない)。

[編集] 劇中の活躍

本機は劇中中盤新しく補充された機体で、前述の通り扱いが難しいためキンケドゥなどエースパイロットの搭乗を前提にしていたと思われる。しかし受け渡しの際成り行きからトビアが乗り込むこととなってしまい、そのまま出撃、エレゴレラとの戦闘で小破した。

成り行きで実力不相応の機体を駆る事になったトビアだが、それが却って彼のニュータイプ能力の成長を促進する事となり、地球上では「死の旋風隊」の襲撃を受けるも2機を撃破、木星帝国との最終決戦でもカラスのノーティラスやドゥガチの最終MAディビニダドを撃破するなどの活躍をしている。

ドゥガチとの決戦の際は両手のIフィールドを最大出力で展開。大型メガ粒子砲を押さえ込んだまま、トビアはコア・ファイターで脱出し、本機は失われている。 また、X3用の予備パーツはサナリィに残存していた為に後にX1改・改の修理用パーツとして利用されている。

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[編集] クロスボーン・ガンダムX4

本機の型式番号はXM-X4である。公式でのパイロットは不明だが、非公式ながらも、コミックボンボンの読者の命名では、「アイアトム」と言う名前である。

コミックボンボン2002年1月号にて、ガンプラの改造コーナーで、SDのガンプラのX1を改造したX4の写真が掲載されている。この時に同時に掲載されたパイロット名が「アイアトム」である。

設定のみ存在する機体で、武装など詳しい点は不明。長谷川裕一は自書の同人誌にて、このX4を出すか、X1のフルアーマーを出すか考えたそうだが、最終的にはX1のフルアーマーを作中に登場させている。 (『長谷川裕一ひとりスーパーロボット大戦 大外伝3』より)

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[編集] フリント

機体諸元
フリント
型式番号 XM-10
所属 クロスボーン・バンガード
建造 海軍戦略研究所 (SNRI)
生産形態 簡易生産機
頭頂高 15.8m
本体重量 不明
全備重量 不明
ジェネレーター出力 不明
スラスター総推力 不明
装甲材質 不明
武装 バルカン砲×2
胸部バルカン×2
ビームサーベル×2
(ビームガン×2)
マシンガン
ビームザンバー
改良型ザンバスター
ショットランサー型ビームライフル
ブランドマーカー兼ビームシールド×2
主な搭乗者 >ヨナ
ジェラド


型式番号はXM-10(サナリィではF98?)。クロスボーン・ガンダムの簡易生産型で額部のV字アンテナ、シザーアンカーなどは省略されているが、背面のX型のバーニアは受け継がれており、高い機動性を持つ機体となっている。

簡易生産型ながらもビームサーベルビームシールド等はクロスボーン・ガンダムと同一のものが装備されており、基本性能はクロスボーン・ガンダムと比べても遜色のないものとなっている。武装はマシンガン、改良型ザンバスター(ビームサンバーとバスターガンへの分離はオミットされたと思われる)、ショットランサー型ビームライフル、頭部バルカン×2、胸部バルカン×2、ビームサーベルなどとなっている。また、コアファイターも引き続き搭載されている。

作中では3機がまず実戦配備され、木星戦役末期に活躍している。木星戦役後は確認できるだけでも4機に増え、作業用MSに偽装されて使用されていたが、木星帝国残党のアマクサとの戦闘で3機が大破している。主なパイロットはウモン・サモン、ヨナ、ジェラド。

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[編集] アマクサ

アマクサ、別名ジュピター・ガンダムとは 外伝「機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート」に登場する架空の兵器である。形式番号不明。

[編集] 機体解説

木星帝国がX2を接収した際に研究されたデータに基づいて製作された木星帝国版ガンダムである。ほぼオリジナルどおりに再現されたX2改とは異なり、その多くを木星帝国の純正部品によって再現されたため、センサーがバイザー風に可動する、スネ部が伸縮可能など各所に木星帝国軍モビルスーツ独特の意匠を持っている。また背部のスラスターはX字では無く2本であるため外観からはクロスボーン・ガンダムのデッドコピーとは判別しづらい。木星帝国の保有する技術では機体の小型化は難しく、18メートル級の当時としては大型の機体となったが、総合スペックではコピー元であるクロスボーン・ガンダムを上回る性能を持っている。そのためバタラの後継機として量産された。

[編集] 劇中の活躍

本機は木星帝国で開発されクラックス・ドゥガチの複製にも用いられた生体コンピュータ(バイオ脳)を使って、伝説のニュータイプ、アムロ・レイを再現する目的で開発された。そのためシールドに仕込まれたガンダムハンマー状鉄球など、一年戦争で活躍したガンダムを模した武装がなされている。上半身と下半身は分離し生体コンピュータ(バイオ脳)を脱出させることができる(ガンダムのコアファイターを模したものと思われる)。 試作機はトピア等によって撃破されたが、バタラに替わる主力機として生体コンピュータ専用機から通常の有人MSとして量産された。続編クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人にて複数機がサナリィ月面第2開発実験所を襲撃するものの、サナリィの最新鋭機であるF99の機動性に翻弄され一方的に撃破されたがその後も度々トピア達の前に立ち塞がる。

[編集] 備考

なお機体の名称は西暦時代の日本に実在したキリシタン天草四郎時貞から取ったものであるのは言うまでもないが、古の英雄を蘇らせて体制に対し復讐戦を挑む事を目的としているあたり、山田風太郎の傑作時代劇小説「魔界転生」から取ったとも考えられる。

[編集] 備考

長谷川氏が原案デザインを担当している。その際のデザインはX1に似た外観ではなくX3に似た外観である。

そして、クロスボーン・ガンダムX1からX3までとフリントは、先にも述べたようにカトキハジメによりリデザインされている。カトキハジメはこの機体が、大河原邦男がデザインしたガンダムF91と自身がデザインしたVガンダムの間に位置することから、その両方から説得力のあるラインをどう導き出すか考えながらデザインを進めた、と回想している。VガンダムやV2ガンダムと同じハードポイントがある。 また、直前に登場したゴッドガンダムに多大な影響を受けていると思われ、ゴッドガンダムの持つギミックに類似した物をすべて備えている。

[編集] 関連項目

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