エリック・キャロス

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エリック・キャロス（本名Eric Peter Karros , 1967年 11月4日 - ）は米国メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースなどでプレーした内野手。野茂英雄が渡米した際にはドジャースの主砲として、日本でも知られる存在となった。なおWikipediaでの日本語表記は「キャロス」だが、マスコミによっては「ケアロス」などと表記されることもあった。

[編集] 略歴

米国ニュージャージー州ハッケンサック生まれ、カリフォルニア州サンディエゴ育ち。

1988年に地元の名門UCLAからドラフト6位でドジャースと契約。

マイナー時代は、後にダイエーでプレーしたブライアン・トラックスラーと同期で、一塁の定位置を争い切磋琢磨した仲である。

1991年にメジャー初昇格。1992年に20本塁打、88打点の好成績を残し、ナ・リーグ新人王を獲得。派手さはないものの故障が少なく、30本塁打、100打点は見込める安定した成績で、同僚のマイク・ピアッツアや野茂英雄といったスーパースターが軒並みチームを去っていく中、2002年オフに退団するまで長らくチームの主砲を務めたことは特筆に価する。

2003年にシカゴ・カブスへ移籍。翌2004年オークランド・アスレチックスでも1年間プレーし、メジャーリーガーとしてのキャリアを終えた。

[編集] 年度別打撃成績

年度	チーム	試合	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	四球	三振	打率	出塁率	長打率
1991	LAD	14	14	0	1	1	0	0	1	0	1	6	.071	.133	.143
1992	LAD	149	545	63	140	30	1	20	88	2	37	103	.257	.304	.426
1993	LAD	158	619	74	153	27	2	23	80	0	34	82	.247	.287	.409
1994	LAD	111	406	51	108	21	1	14	46	2	29	53	.266	.310	.426
1995	LAD	143	551	83	164	29	3	32	105	4	61	115	.298	.369	.535
1996	LAD	154	608	84	158	29	1	34	111	8	53	121	.260	.316	.479
1997	LAD	162	628	86	167	28	0	31	104	15	61	116	.266	.329	.459
1998	LAD	139	507	59	150	20	1	23	87	7	47	93	.296	.355	.475
1999	LAD	153	578	74	176	40	0	34	112	8	53	119	.304	.362	.550
2000	LAD	155	584	84	146	29	0	31	106	4	63	122	.250	.321	.459
2001	LAD	121	438	42	103	22	0	15	63	3	41	101	.235	.303	.388
2002	LAD	142	524	52	142	26	1	13	73	4	37	74	.271	.323	.399
2003	CHC	114	336	37	96	16	1	12	40	1	28	46	.286	.340	.446
2004	OAK	40	103	8	20	6	0	2	11	1	7	16	.194	.243	.311
Total	'	1755	6441	797	1724	324	11	284	1027	59	552	1167	.268	.325	.454