ウッドマン
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性別 | 牡 |
---|---|
毛色 | 栗毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 1983年 |
死没 | (現役種牡馬) |
父 | ミスタープロスペクター |
母 | プレイメイト |
生産 | |
生国 | アメリカ合衆国 |
馬主 | ロバート・E.サングスター |
調教師 | V・オブライエン(アイルランド) |
競走成績 | 5戦3勝 |
獲得賞金 | 23,760ポンド |
ウッドマン(Woodman、1983年 - )はアメリカ生まれでアイルランドで調教を受けた競走馬、種牡馬である。父は大種牡馬ミスタープロスペクター、母プレイメイトはウッドマンを出した後に日本に輸入された牝馬。近親にはアサティス、リズムなど活躍馬多数だが、日本の水が合わなかったのかプレイメイトから活躍馬は出ていない。当馬も現役時代はぱっとしなかったが、種牡馬として多くの活躍馬を出した。
目次 |
[編集] 戦績
デビューからGIII2つを含む3連勝。GI初出走となったデューハーストステークスで5着に敗れ連勝はストップ。年が明けた4月のミルリッジステークス3着を最後に現役を引退している。通算5戦3勝で勝ち鞍は2歳時だけと、結果だけを見ればミスタープロスペクター産駒にありがちな単なる2線級の早熟スプリンターだった。
[編集] 種牡馬
初年度から1991年のアメリカ二冠馬ハンセル、GI5勝のヘクタープロテクターといきなり大物を2頭も輩出。それ以後もボスラシャム、ティンバーカントリーと続々と活躍馬を出し続けた。日本では1995年のチャンピオンスプリンターであるヒシアケボノを出している。産駒は2歳戦から活躍する早熟タイプが多い。ハンセルは2400mのベルモントステークスを勝っているが、他の産駒は概ね短距離向き。また、当馬の全弟であるガダボートも種牡馬入りしているが、こちらの産駒はさっぱり走っていない。
[編集] 主な産駒
- ヒシアケボノ(スプリンターズステークス)
- ハンセル(プリークネスステークス、ベルモントステークス)
- ヘクタープロテクター(プール・デッセ・デ・プーラン(仏2000ギニー)、ジャック・ル・マロワ賞ほか)
- ボスラシャム(フィリーズマイル、英1000ギニー、チャンピオンステークス)
- ティンバーカントリー(シャンペンステークス、ブリーダーズカップ・ジュヴェナイル、プリークネスステークス)
- フラエンジェル(アイリッシュ1000ギニー)
- ホークウイング(アイリッシュナショナルステークス、エクリプスステークス、ロッキンジステークス)
- シーロ(仏グランクリテリウム、リュパン賞、セクレタリアトステークス)
- チセリング(セクレタリアトステークス)
- ウッドカーバー(クイーンズプレート)
- ウェイオブライト(仏グランクリテリウム)
[編集] 血統表
ウッドマンの血統 (ミスタープロスペクター系/Nasrullah 4×4=12.50%、War Admiral 4×5=9.38%、Bull Dog 5×5=6.25%) | |||
父
Mr.Prospector 1970 鹿毛 |
Raise a Native 1961 栗毛 |
Native Dancer | Polynesian |
Geisha | |||
Raise You | Case Ace | ||
Lady Glory | |||
Gold Digger 1962 鹿毛 |
Nashua | Nasrullah | |
Segula | |||
Sequence | Count Fleet | ||
Miss Dogwood | |||
母
*プレイメイト Playmate 1975 栗毛 |
Buckpasser 1963 鹿毛 |
Tom Fool | Menow |
Gaga | |||
Busanda | War Admiral | ||
Businesslike | |||
Intriguing 1964 栗毛 |
Swaps | Khaled | |
Iron Reward | |||
Glamour | Nasrullah | ||
Striking F-No.1-s |
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