アドマイヤメイン
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性別 | 牡 |
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毛色 | 栗毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 2003年3月13日 |
死没 | (現役競走馬) |
父 | サンデーサイレンス |
母 | プロモーション |
母の父 | Hector Protector |
生産 | ノーザンファーム |
生国 | 日本(北海道早来町) |
馬主 | 近藤利一 |
調教師 | 橋田満(栗東) |
競走成績 | 12戦4勝(中央) 1戦0勝(海外) |
獲得賞金 | 2億3016万円 |
アドマイヤメイン(2003年 - )は日本の競走馬である。主な勝ち鞍に2006年の青葉賞(GII)、毎日杯(GIII)。同世代でクラシック戦線を戦った馬主が同じアドマイヤムーンとは対照的に、逃げを得意とする馬である。
[編集] 戦績
2005年9月18日の阪神競馬第5競走で、鞍上に武豊を迎え1番人気でデビューするが、2馬身近く離され敗れる。続く京都での未勝利戦では単勝1.1倍という圧倒的1番人気に応え、2着に6馬身差をつけての勝利。しかし続く黄菊賞はグロリアスウィークの2着、エリカ賞はサクラメガワンダーの3着、オープンクラスのホープフルステークスはニシノアンサーの4着と勝ちきれないレースが続き、デビューから全走1番人気に推されてきたが1勝しかできないまま2005年を終える。
2006年初戦は初の重賞挑戦となったきさらぎ賞。以前敗れたグロリアスウィークや後にニュージーランドトロフィーを制するマイネルスケルツィ、皐月賞優勝馬となるメイショウサムソンなどが参戦するなか、4番人気に推されたが、結果はドリームパスポートの5着に敗れる。しかし次走の500万下戦を1番人気に応えて9馬身差で逃げ切り勝ちし、2勝目を飾る。続く毎日杯では主戦騎手の武豊がドバイミーティングに出走するため、初めて鞍上が福永祐一に乗り替わる。しかしここでも逃げ切り1番人気に応え重賞初勝利を飾る。そして再び鞍上に武豊を迎え、ダービートライアルの青葉賞に出走、またも軽快な逃げを打ちレースレコードで勝利し、東京優駿(日本ダービー)への優先出走権を得た。本番では武豊がアドマイヤムーンに騎乗するため、初めて鞍上に柴田善臣を迎えた。そして軽快に逃げを打ったものの、最後の直線でメイショウサムソンに交わされ2着に敗れた。
その後、菊花賞トライアルの神戸新聞杯(GII)に出走。2番人気となり、メイショウサムソンとの直線勝負が期待されたが、不利が重なり7着に敗れた。そして菊花賞に挑戦。序盤からハイペースで飛ばし、一時は後続に10馬身以上の差をつける大逃げに出て勝利を狙ったものの、最後は力尽き3着に敗れた。しかし、アドマイヤメインが作ったペースによって、勝ちタイムは3分2秒7と京都競馬場芝3000mでのレコードタイムとなった。 その後は香港ヴァーズに出走。ウィジャボードの出走取り消しにより1番人気に押される。菊花賞とは異なり後続をひきつけての逃げとなったが、最後は力尽き8着に敗れた。
[編集] 血統表
アドマイヤメインの血統 サンデーサイレンス系(ヘイルトゥリーズン系)/アウトブリード | |||
父
*サンデーサイレンス Sunday Silence 1986 青鹿毛 アメリカ |
Halo 1969 黒鹿毛 アメリカ |
Hail to Reason 1958 | Turn-to |
Nothirdchance | |||
Cosmah 1953 | Cosmic Bomb | ||
Almahmoud | |||
Wishing Well 1975 鹿毛 アメリカ |
Understanding 1963 | Promised Land | |
Pretty Ways | |||
Mountain Flower 1964 | Montparnasse | ||
Edel Weiss | |||
母
*プロモーション 1994 鹿毛 |
Hector Protector 1988 栗毛 アメリカ |
Woodman 1983 |
Mr. Prospector |
プレイメイト | |||
Korveya 1982 |
Riverman | ||
Konafa | |||
Assertion 1987 鹿毛 イギリス |
Assert 1979 |
Be My Guest | |
Irish Bird | |||
Yes Please 1976 |
Mount Hagen | ||
Thankfull F-No.1-o |
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