60
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60(六十、ろくじゅう、むそ、むそじ)は、自然数また整数において、59の次で61の前の数である。
60 | |
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素因数分解 | 22×3×5 |
ローマ数字 | LX |
大字 | 陸拾 |
二進数 | 111100 |
八進数 | 74 |
十二進数 | 50 |
十六進数 | 3C |
二十進数 | 30 |
記数法 | 六十進法 |
[編集] 数学的性質
- 60は合成数であり、約数は1, 2, 3, 4, 5, 6, 10, 12, 15, 20, 30と60である。
- 1 から 5 までの全ての数で割り切れる、最小の数は 60 である。
- 60 は約数を12個持ち、8番目に小さい高度合成数である。一つ前の高度合成数は48、次の高度合成数は120である。
- 正六角形の中心角と外角は60°である。又、正三角形の内角も60°である。
- 三角関数では sin60° = √3/2, cos60° = 1/2, tan60° = √3 である。また 60° = π/3 rad 。
- 十二進数の50は、十進数では60となる。
- 1/60 = 0.016…(下線部は循環節。循環節の数は 1 )
[編集] その他 60 に関連すること
- 六十進法は、バビロニアで作り出された。(1時間=60分、1分=60秒)
- 六十干支:干支は十干と十二支の組み合わせで、60回で一周する。即ち、年毎では約2世代(60年)、月毎では5年(60ヶ月)、日毎では約2ヶ月(60日)で一周する。
- 60年祭を、英語で“diamond jubilee”という。又、結婚60周年の祝いをダイヤモンド婚式といい、特に西洋では、ダイヤモンドが60周年の記念品や形容詞とされる事が多い。
- 60歳の別名:六十路(むそじ)、還暦、耳順(論語に由来)、下寿。
- 本来は「むそじ(むそぢ)」が60という数、あるいは「60個」という意味を表わした。この場合の「-じ(ぢ)」という接尾辞は、「はたち:20」の「-ち」や9以下の「-つ」という接尾辞と同根である。後に専ら「60歳」という意味で用いられるようになり、「路」という字があてられるようになった。
- カーボン60
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)阪和線の駅に、六十谷駅(むそたえき)という駅がある。
- 原子番号60番の元素はネオジム(Nd)。
- 日本の第60代内閣総理大臣は池田勇人である。
- 大相撲の第60代横綱は双羽黒光司である。
- 新性能電気機関車の第1号は国鉄ED60形電気機関車である。