箱根登山バス
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箱根登山バスは、箱根登山鉄道より路線バス事業を分社化し設立された会社。 神奈川県小田原市、箱根町、南足柄市、湯河原町を中心に路線バスを運行している。本社は湘南箱根登山自動車とともに小田原市東町にある。
観光バス部門を湘南箱根登山自動車に分社したが箱根登山バスも観光バスを所有・営業をしている。
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[編集] 沿革
- 1914年8月15日 富士屋ホテルが富士屋自働車を開業。当初は貸自動車業（現在のハイヤー）を営む。
- 1915年 富士屋自働車がホテル顧客限定ながら横浜山下町－箱根宮ノ下間で乗合自動車を運行。（神奈川県のバス事業の嚆矢）
- 1919年6月1日 富士屋自働車が国府津駅－箱根町間で乗合自動車を開業。
- 1921年7日 小田原電気鉄道が小涌谷－箱根間で乗合自動車の運転を開始。
- 1933年 箱根登山鉄道は富士屋自働車へ自動車事業を譲渡。同社は箱根登山鉄道の関連会社となり、富士箱根自動車と改称。
- 1944年 箱根登山鉄道、富士箱根自動車および足柄自動車を合併してバス事業を再開。
- 1996年4月1日 秦野地区を同じ小田急グループ傘下の湘南神奈交バスに移管。
- 1998年6月 沼津地区を沼津箱根登山自動車として分社化。
- 1999年7月 貸切部門を箱根湯本バス（現湘南箱根登山自動車）と沼津箱根登山自動車に移管。
- 2002年2月 東京・名古屋で営業をしていた箱根登山観光バスを清算。沼津箱根登山自動車の貸切営業廃止。
- 2002年10月1日 箱根登山鉄道のバス部門を全て分社化。同時に静岡県内の路線を同じ小田急グループ傘下の東海バスグループに移管。熱海地区を伊豆東海バスに譲渡、沼津箱根登山自動車の路線を沼津東海バスに移管の上沼津東海バスを沼津登山東海バスと商号変更。残る箱根登山鉄道のバス事業を箱根登山バスとして分社化。
[編集] 車両
いすゞ・日野・三菱の3メーカーを導入している。
箱根登山バスの特徴として、トップドア車であってもドアの直後の窓には側面方向幕を設置せず、1つ後の窓部分に設置するという独特の仕様がある。これは、方向幕の大型化に伴い、急カーブで極力視界を確保するためとされている。
トップドア車も在籍していることから、乗降方式は前乗り前降りである。中扉のある車両については、以前は締切にしたり、譲受車の中には中扉を埋めたものもあったが、交通バリアフリー法以後は、中扉は車椅子専用の出入口として使用している。
過去には貸切・定期観光用に導入した車両を格下げしたり、定期観光・路線バス兼用として導入した車両もあった。
[編集] 営業所
小田原営業所
- 場所…神奈川県小田原市東町5-33-1
宮城野営業所
- 場所…神奈川県足柄下郡箱根町宮城野618-1
関本営業所
- 場所…神奈川県南足柄市関本588
湯河原営業所
- 場所…神奈川県足柄下郡湯河原町宮下 湯河原駅構内
[編集] 外部リンク
- 箱根登山バス 公式サイト
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