羽田内閣
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羽田内閣(はたないかく、1994年4月28日 ‐ 1994年6月30日)は、羽田孜を首班とする平成期における日本の内閣。
在職期間64日。
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[編集] 概要
- 前内閣の細川内閣に引き続き自由民主党・日本共産党を除く勢力(日本社会党、新生党、公明党、日本新党、民社党、自由党、改革の会。閣外協力として新党さきがけ)により羽田孜を国会で指名。
- 首相と大臣の認証式がずれたため、組閣後数時間は首相が全大臣を臨時代理または事務取扱という形で兼任していた。
- 組閣直前に社会党が連立政権からの離脱を表明、さらに新党さきがけが閣外協力に転じたため少数与党内閣として発足。
- 在職期間64日は、東久邇宮稔彦王内閣に次ぐ戦後2番目に短命な内閣。いわゆる予算管理内閣とされる。
[編集] 与党
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- 閣外協力
※民主改革連合は当時、参議院院内会派。
[編集] 内閣総理大臣(80代)
[編集] 国務大臣
- 法務大臣
- 外務大臣
- 大蔵大臣
- 藤井裕久(新生党・衆)
- 文部大臣【国立国会図書館連絡調整委員会委員】
- 赤松良子(非議員)
- 厚生大臣【年金問題担当】
- 大内啓伍(民社党・衆)
- 農林水産大臣
- 加藤六月(新生党・衆)
- 通商産業大臣
- 畑英次郎(新生党・衆)
- 運輸大臣【新東京国際空港担当】
- 郵政大臣
- 日笠勝之(公明党・衆)
- 労働大臣
- 鳩山邦夫(改革の会・衆)
- 建設大臣
- 森本晃司(公明党・衆)
- 自治大臣【政治改革担当】
- 石井一(新生党・衆)
- 国家公安委員会委員長
- 石井一
- 内閣官房長官
- 熊谷弘(新生党・衆)
- 総務庁長官
- 石田幸四郎(公明党・衆)
- 防衛庁長官
- 神田厚(民社党・衆)
- 経済企画庁長官
- 寺沢芳男(日本新党・参)
- 科学技術庁長官【原子力委員会委員長】
- 近江巳記夫(公明党・衆)
- 環境庁長官
- 浜四津敏子(公明党・参)
- 国土庁長官
- 左藤恵(新生党・衆)
- 北海道開発庁長官
- 佐藤守良(新生党・衆)
- 沖縄開発庁長官
- 佐藤守良
[編集] 政務次官等
[編集] 外部リンク
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