鳩山邦夫

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鳩山邦夫（はとやまくにお、1948年 9月13日 ‐ ）は、日本の政治家。衆議院議員（10期）。

衆議院議員　鳩山邦夫
生年月日	昭和23年（1948年）9月13日
出生地	東京都
出身校	東京大学法学部政治学科卒業東京大学法学部公法学科卒業
学位・資格	法学士　政治学士
前職・院外役職（現在）	参議院議員秘書（鳩山威一郎）衆議院議員秘書（田中角栄）
所属委員会・内閣役職（現在）
世襲の有無	4世曽祖父・鳩山和夫（貴族院議員）祖父・鳩山一郎（首相）父・鳩山威一郎（外相）兄・鳩山由紀夫（衆議院議員）
選出選挙区（立候補選挙区）	福岡6区
当選回数	10回
所属党派（現在）	自由民主党（津島派）
党役職（現在）	‐
会館部屋番号
ウェブサイト	鳩山邦夫‐自然との共生

[編集] 経歴

東京都に鳩山威一郎の次男としてうまれる。第52 - 54代内閣総理大臣及び自民党初代総裁の鳩山一郎の孫。学習院初等科､学習院中等科､東京教育大学附属高等学校（現在の筑波大学附属高等学校）を経て、東京大学法学部を卒業。父・威一郎は反対するも、早くから政界入りを志望し、田中角栄の秘書として政治家修行を積む。

1976年、新自由クラブ推薦で東京8区(当時)に出馬し当選。その後、自民党に移り文部大臣に就任する。文部大臣時代に一斉業者テストの廃止を行なった。田中派を経て竹下派に所属。その後、政治改革をめぐり1993年に自民党を離党、保守系無所属の現職候補として再選し日本新党、新生党、公明党を中心とした非自民連立政権に参加し羽田内閣で労働大臣をつとめる。

1996年、兄、由紀夫らと民主党を結成し副代表となる。しかし、やがて兄弟間で対立が目立つようになり、1999年民主党を離党し、東京都知事選挙に青島幸男の後継者として立候補。乱立する有力候補の一人となるが、次点に終わった。その後再び自民党に復党する。

2000年の第42回衆議院議員総選挙では、自らは比例東京ブロックに単独出馬し、小選挙区では長年のライバルであった深谷隆司を支援した。しかし、鳩山は当選したが、深谷は元鳩山系の民主党議員中山義活に敗れた。

2003年の第43回衆議院議員総選挙で突然「あのような人物を一国の総理にする訳にはいかない」と、民主党・菅直人の選挙区である東京18区に転出し立候補する。一時は「逆転」と報道されるほど猛追したが及ばず、鳩山は敗北し小選挙区は落選。しかし、比例東京ブロックの名簿順位で優遇されていたことから復活当選した。

2005年の第44回衆議院議員総選挙から、母方の祖父・石橋正二郎（ブリヂストン創業者）の出身地である福岡6区へ選挙区を移し、小選挙区で当選を果たした。

2006年9月の自由民主党総裁選挙への立候補に向け活動していたが、推薦人を集められず立候補を断念。麻生太郎の支持に回った。

自民党復党以降無派閥を通していたが、2006年10月、かつて所属した竹下派の流れをくむ津島派に入会した。

尚、現在は財団法人東京都軟式野球連盟会長に就任しており現在に至っているが、選挙区が東京から福岡に国替えをしたことにより、一部役員から会長交代の声が聞こえるようになる。これは(財)東京都軟式野球連盟の規定に違反する事になるからである。

[編集] その他

政治家としてはもちろん、各方面に多彩な才能を発揮し、料理の腕はプロ級、子どもの頃からの趣味である蝶研究は世界の研究家からも認められる程である。

無類の愛犬家であり、15歳になるポメラニアンを溺愛している。また「自然との共生」を政治信条とし、動物愛護に対する関心も高く、自民党の議員約四十人が発足させた動物愛護管理推進議員連盟の会長を務めている。

学生時代から大変な秀才として知られ、東大法学部ではゴルフ部の活動に明け暮れていたにもかかわらず、成績は抜群であったという。（AERA2005年4月25日号「『一番の人』その後の人生」参照）

1993年から父威一郎から引継ぎ財団法人東京都軟式野球連盟会長に就任～現職
2004年から日本カーリング協会会長を務めている。（任期は2年）

[編集] 家庭

元タレントの妻エミリー（[高見エミリー]）、長男・太郎（前都議会議員）、長女・華子、次男・二郎の5人家族。大変な愛妻家でもある。
長女は高見華子の名で歌手・イラストレーターとして活動をしている。
エミリーとは自由恋愛結婚であり邦夫の従兄弟にあたる石橋寛（石橋正二郎の孫）がエミリーの姉・高見理沙を娶ったことで知り合ったという。エミリーの父はオーストラリア人の貿易商で母は日本人。邦夫曰く18歳の時から交際していたというが山田まりやから「今なら淫行にあたりますね」と言われ苦笑いしたという。