甲斐市
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甲斐市(かいし)は、山梨県北西部の市。人口は7万人を超え、県内では甲府市に次いで第2位であり、人口密度は県内で第1位である。
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[編集] 地理
甲府盆地の中西部からやや北寄りに位置。旧竜王町、敷島町、双葉町から構成され、南北に伸びる細長い形状。旧敷島町にあたる北部は森林資源の豊富な山岳や丘陵地帯。中南部は釜無川の左岸に展開する平野部で、市街地が形成されている。
東側は県庁所在地で同じく南北に長い形状の甲府市と完全に隣接し、中央本線や国道20号など諸道によって接続されており、同市のベッドタウンとして人口が急増している。北西部は旧双葉町地域を通じて韮崎市と隣接する。釜無川を境に南西部の南アルプス市と隣接し、国道52号からの双田橋や信玄橋、アルプス通りからの開国橋によって結ばれている。南部は中巨摩郡昭和町と隣接。また、東部の山岳地帯を通じて北西部の北杜市とも隣接している。
市名は、山梨県の旧国名甲斐国に由来するが、このあたりが「甲斐」の中心地となったという歴史はない。また、甲府市や山梨市に加えて平成の大合併で誕生した甲州市など、類似した市名が並立している問題が指摘される→日本の市町村の廃置分合#合併後の名称問題
下今井(旧双葉町)には、競輪の場外発売所のサテライト双葉がある。
[編集] 地域区分
双葉 | 敷島 | 竜王 |
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[編集] 歴史
- 1946年(昭和21年)10月17日 - 敷島町が町制施行。
- 1954年(昭和29年)10月17日 - 敷島町に中巨摩郡睦沢村と清川村、吉沢村が合併。
- 1955年(昭和30年)3月5日 - 北巨摩郡塩崎村と登美村が合併した双葉町が誕生。
- 1956年(昭和31年)9月30日 - 中巨摩郡竜王村と玉幡村が合併して竜王町が誕生。
- 1958年(昭和33年)8月1日 - 竜王町に敷島町の大下条・長塚の一部を、敷島町に竜王町竜王新町の一部を編入。双葉町宇津谷の一部が韮崎市に編入。
- 2004年(平成16年)9月1日、中巨摩郡竜王町、敷島町、北巨摩郡双葉町が合併して誕生。
[編集] 観光
- イベント
- 下福沢道祖神祭
- 御幸祭
- 柳荘大弐学問祭り
- 大久保太太神楽
- 名物
- やはたいも
- 甲州ワインビーフ
[編集] 行政
- 市長:藤巻義麿(2004年9月~)
- 市長
- 収入役
- 会計課
- 助役
- 収入役
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[編集] 教育
- 竜王小学校
- 竜王南小学校
- 竜王西小学校
- 竜王北小学校
- 竜王東小学校
- 敷島小学校
- 敷島南小学校
- 敷島北小学校
- 双葉東小学校
- 双葉西小学校
- 玉幡小学校
- 敷島中学校
- 竜王中学校
- 竜王北中学校
- 双葉中学校
- 玉幡中学校
専門学校 サンテクノカレッジ
- 竜王図書館
- 敷島図書館
- 双葉図書館
- 社会教育施設
- 敷島総合文化会館
- 双葉ふれあい文化館
- 竜王歴史民俗資料館
- 双葉歴史民族資料館
- 釜無川レクリエーションセンター
- 神明温泉志麻の湯
- 百楽泉
- 赤坂台総合公園(ドラゴンパーク)
- 公民館
- 竜王北部公民館
- 竜王中部公民館
- 竜王南部公民館
- 敷島公民館
- 清川地域ふれあい館
- 睦沢地域ふれあい館
- 吉沢地域ふれあい館
- 双葉公民館
[編集] 交通
[編集] 鉄道
[編集] 道路
[編集] 関連有名人
- 山県大弐(江戸時代中期の儒学者、思想家)
- 中込恵子(アーチェリー・ソウル・オリンピック代表)
- 中込伸(元プロ野球選手)
- 藤巻亮太(レミオロメンのボーカル&ギター)
- 山村宏樹(プロ野球選手・東北楽天ゴールデンイーグルス投手)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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