淡輪駅
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淡輪駅(たんのわえき)は、大阪府泉南郡岬町にある、南海電気鉄道南海本線の駅。
駅前には、中日臨海バスが発着する。
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[編集] 駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地平駅である。 下り線の和歌山市・みさき公園方面の外れた所に使われていない線路があるが、その場所は分かりにくい。(本当にあります)
洋館風の駅舎が難波方面行ホームに接しており、和歌山市方面行ホームとは連絡地下道で結ばれている。 便所は難波方面行ホーム上の難波寄りに建てられており、男女別の水洗式となっている。
- のりば
- ■ みさき公園・和歌山市方面
- ■ 泉佐野・堺・難波・(泉佐野乗換)関西空港方面
[編集] 利用状況
2004年度の調査結果では、1日あたりの平均乗降客数は2263人。この数字は南海の駅全体では99駅中67位、南海本線の駅(今宮戎・萩ノ茶屋は除外)としては40駅中39位。
[編集] 駅周辺
淡輪港と淡輪海水浴場(ときめきビーチ)は駅から見て北方にある。
- 宇度墓古墳 (うどはかこふん・淡輪ニサンザイ古墳)西陵古墳
- 鴻ノ巣山古墳群(こうのすやまこふんぐん)
- 淡輪遺跡
- 岬淡輪郵便局
- 岬町立淡輪小学校
- 淡輪遊園
- 海風館
[編集] 歴史
- 1906年(明治39年)8月15日 南海鉄道の駅として開業。
- 1940年(昭和15年)4月6日 当駅車扱いの貨物取扱廃止。
- 1944年(昭和19年)6月1日 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1946年(昭和21年)7月9日 当駅車扱いの貨物取扱再開。
- 1947年(昭和22年)6月1日 路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
- 1955年(昭和30年)10月1日 当駅での貨物取扱廃止。