日本科学未来館
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日本科学未来館 | |
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概要 | |
所在地 | 東京都江東区青海2-41 |
開館時間 | 10:00~17:00
(入館は16:30まで) |
休館日 | 火曜日、年末年始およびメンテナンス日
(祝日、春・夏・冬休み期間は開館) |
入館料 | 大人 500円 / 18歳以下 200円
団体(8人以上)大人 400円 / 18歳以下 160円 (土曜日のみ18歳以下は無料) |
交通 | 新交通ゆりかもめ |
公式HP | http://www.miraikan.jst.go.jp |
日本科学未来館(にっぽんかがくみらいかん 英称:National Museum of Emerging Science and Innovation、愛称:Miraikan(みらいかん))は、東京都江東区青海の「国際研究交流大学村」内にある、独立行政法人科学技術振興機構が運営する科学館である。2001年7月9日に開館。館長は宇宙飛行士の毛利衛。
最新の科学技術を体験してもらうことをコンセプトとし、積極的に見学者とコミュニケーションを取るようインタープリター(学芸員)や多くの展示ボランティアは教育を受けている。
目次 |
[編集] 展示内容と関連する項目
[編集] シンボル展示
- ジオ・コスモス
「宇宙から見た輝く地球の姿を現在の地球を、多くの人と共有したい」という毛利衛館長の思いから生まれた、球体ディスプレイ装置。「宇宙から見た今の地球」を約100万個の発光ダイオード(LED)で映し出している。
[編集] 地球環境とフロンティア(1階)
- 人間のいとなみと地球環境
- 自然利用の環境技術
- 持続をめざす環境技術
- 環境に調和した住まい
現在の地球環境の現状を知り、環境共生型の技術を目指した技術体系の展示がある。
[編集] 技術革新と未来(3階)
最先端の日本のロボット開発。産業用ロボット、ヒューマノイドロボット、レスキューロボットどの分野においてもこの実力は抜きん出ている。このようなロボットの実物の展示や実演をしている。
[編集] 情報科学技術と社会(3階)
- つながり コンピューターとネットワークのしくみ
- なんでも 究極のモバイルとデジタルミュージアム
- いつでも ヴァーチャル・リアリティと記憶
- だれでも 情報表現とインターフェイス
- どこでも 移動とネットワーク
インターフェイスの問題、文字文化とコンピュータの関連性、コンピューティングとネットワーキングの仕組みについての展示がある。
- 関連項目
- ユビキタス
- TRON (コンピュータ)
- 超漢字
- ICカード - eTRONカードを用いたアトラクション
- パケット
- バーチャルリアリティ - CABINシステム
- インターネット
[編集] 生命の科学と人間(5階)
生物や細胞の観察、グラフィックパネル、ゲームなどを通し、ゲノム研究の実体についての展示がある。
- 関連項目
[編集] 地球環境とフロンティア(5階)
- 空間と時間への挑戦
- 探査への挑戦
- 極限環境への挑戦
- 地球生命と宇宙、40億年の挑戦
現在進められている宇宙探査と今後の計画、宇宙での人類の生活などについての展示がある。一部の展示が2006年3月より新しく設置された。
- 関連項目
[編集] ドームシアター
[編集] その他施設
- 7F-レストラン
- 1F-ミュージアムショプ
- 1F-カフェテラス(ウェンディーズ)
- 1F-400インチディスプレイゾーン
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
[編集] 参考文献
- 『日本科学未来館コンセプトブック』 平成14年7月31日発行 発行人:毛利衛
- 『日本科学未来館パンフレット』 2006年1月版
- 毛利衛『宇宙からの贈りもの』(岩波書店、2001年)
- 毛利衛『果てしない宇宙のなかで思う未来のこと』(数研出版、2002年)
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