弥富駅
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弥富駅(やとみえき)は、愛知県弥富市にある、東海旅客鉄道・名古屋鉄道の駅。
陸上駅の中では日本一最低海抜に立地する駅である。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
この他、徒歩連絡により以下の路線に乗り換え可能。
[編集] 駅構造
もともと典型的な単線の駅で、駅本屋側(南側)に単式1面1線と島式1面2線の3線ホームを持つ地上駅。1~2番線をJR関西本線、3番線を名古屋鉄道尾西線が使用する。3番線の北には貨物側線があった。貨物廃止後、名鉄とJRの渡り線は撤去されている。また、関西本線1~2番線の中間には貨物列車専用の待機線があるが、この部分は電化されていない。
日本一低いところにある地上駅(海抜-0.93m)。ただし、実際には近接する近鉄弥富駅の方が低いのではないかと鉄道評論家の川島令三が著作で指摘したことがあり、近鉄では調査を行っていないので実際のところは不明であるとされているが、同駅南の踏切は標高-1mを下回るといわれ、本によっては「近鉄弥富駅」を地上駅最低海抜としているものもある。
- のりば
1 | ■JR関西本線(上り) | 名古屋方面 |
2 | ■JR関西本線(下り) | 四日市・亀山・伊勢鉄道線・松阪方面 |
3 | ■名鉄津島線 | 津島・須ヶ口方面 |
[編集] 駅周辺
- 愛知県弥富市役所
- 弥富郵便局
- 近鉄弥富駅 - 近鉄名古屋線
- ウイングプラザ パディー(ヨシヅヤ弥富店、ヤマナカ弥富店)
- カーマホームセンター弥富店
- 三菱東京UFJ銀行弥富支店(●旧UFJ店舗)
- 海南病院
- 金魚養殖池(毎年4月第2土・日曜日に金魚品評会が開催される)
- 海南こどもの国
- 服部家住宅(重要文化財:鳥居建形式の民家)
[編集] 歴史
- 1895年(明治28年)5月24日 関西鉄道(現在の関西本線)前ヶ須駅として開業。
- 1895年(明治28年)11月7日 弥富駅に改称。
- 1898年(明治31年)4月3日 尾西鉄道(現在の名鉄尾西線)が開業。
- 1907年(明治40年)10月1日 関西鉄道が国有化される。
- 1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる。
- 2006年11月25日 JR東海にTOICA導入。
[編集] 隣の駅
- 名古屋鉄道
- 尾西線
- 普通
- 弥富駅 - 五ノ三駅
- 普通